The sims2のプレイ日記
2007
ところが。
「ちょっとちょっと~。あんたのところはお店の前で、従業員が客といちゃついたりするわけ~?」
「いえ、何のことですか?」
畑山家のこのみちゃんから、なにやらクレーム。
「外にいる真美のことでしたら、あれは別にここの従業員というわけではなくて……」
「じゃあ、なんなのよ」
「とりあえず、あの人、失礼なわけよ!」
「はあ……」
このみちゃんのクレームを何とか受け流し、別のお客さんをお世話する樹君。
その後ろで、
「誰が失礼ですって!? 私が誰といちゃつこうが、あんたには関係ないでしょ!」
「な、なによ~!」
あわわ。
真美ちゃん! お客様になんてことを!!
真美ちゃんには、罰として、お店の前を掃除してもらいました。
あら、尚人君、まだいたのね。
「洋服一点お買い上げ~。……そのメイクも変えたほうがよくないですか?」
「また今度にするわ」
「今日もよく服が売れるな」
樹君のお洋服は、ちょっと高めの値段設定なのですが、売れ行きはとてもいいです。
「あー……。だる……」
やることがなくなって、退屈している真美ちゃんです。
「どっこいしょ。お前、さっきまで男と何を話してたんだ?」
「色々」
「店も今日はだいぶ儲かったし、帰りどこかでおごってやろうか?」
「うん」
というかわけで、帰りに町のパブに寄った二人です。
「さ、好きなもんを頼みなさい」
「おじさん、太っ腹だねぇ」
「で、もう一度聞くけど、何を話してたんだ?」
「この先のこととか。やっぱり結婚の話が出たわよ」
「ほう?」
「でも、私としては、結婚は絶対に嫌なわけ。別に尚人君の事が嫌いじゃないんだけどね。いつでも自由に人のことを好きになったりできる身分って、最高だと思わない? 結婚したら、そんなこともできなくなっちゃうし」
「普通は、結婚だけに限らず、恋人は一人だけ持つもんだろうけどなぁ」
「尚人君の結婚話は、なんとかかわしたんだけどさぁ。私、彼とは別れたほうがいいのかなぁ」
「ああ。それを悩んでいたわけ?」
「うん」
「そういえば、お前、子供もほしいって言ってなかった?」
「うんほしい。それも、尚人君の子供がね」
「子供って女一人で生むもんじゃないと、俺は最近思うわけ。結衣のことがあるしな。お前、やっぱり尚人と結婚したほうがよくねえの?」
「それでもさぁ……」
「結婚って、旦那に手錠でつながれるのと一緒じゃん。ねえ、バーテンのお姉さん」
「そう思ってるのは、お客様だけだと思いますよ~」
真美ちゃんの悩みは、深くなる一方のようです。
PR
Post your Comment