The sims2のプレイ日記
2007
「おじさん。私達やっぱもう少しここにいるわ。パパ達は、早百合の初めてのお誕生日の日に呼べばいいし。私ももう、パパに秘密がばれること、観念したわ」
「そうか? おお、よしよし」
早百合ちゃんかわいさに、ほとんど聞いていない樹君。
早百合ちゃんに朝のミルクをあげるのは、樹君の役目です。
お風呂にだって入れてあげます。
真美ちゃん、尚人君を呼んで、早百合ちゃんのことを知らせました。
樹君はまるで、孫が出来たかの喜びようです。
結衣ちゃんの成長をそばで見守ることが出来なかった、埋め合わせのよう。
さて、いよいよ早百合ちゃんの初めてのお誕生日の日です。
もちろん、親族を呼んで誕生パーティーです。
真美ちゃんのパパ、かなた君もやってきました。
「えーと、パパ。私がこの家にいるのは、海よりも深ーい事情があって……」
「知ってる。もうだいぶ前に、ママから聞いた」
「えっ!?」
肩透かしをくった真美ちゃん。
まあ、かなた君もそれほど怒ってないようですし、よかったと言うべきか。
さあ、一切のわだかまりがなくなったところで、お誕生会です。
樹君が早百合ちゃんの代理にろうそくを吹き消すことになりました。
さあ、ポーンと飛んで、早百合ちゃん成長!
かわいい……。
うん、かわいいね……。
ちょっと目元と眉がけわしいけど。
尚人君に似たな。
「子供も生まれたことだし、僕たちとりあえず同居したほうがよくない?」
「そうね。それは私も言おうと思ってたとこ!」
成長した早百合ちゃん、早速樹君に本をおねだり。
さんざんかわいがっていたので、早百合ちゃんもなついているのです。
「よしよし。むかしむかし、あるところにクマさんがすんでいました……と」
真美ちゃん、尚人君両家の親族を呼んだので、またまた家の中はシムだらけ。
社交性の高い早百合ちゃん。
佳織さんにもおねだり。
「ほーら、高い高いー!」
「ぴーーー!!」
どちらも大喜び。
結衣ちゃんからは、家族のキス。
夜も遅くなったので、パーティーもお開き。
早百合ちゃんも、お休みの時間です。
翌日。
「おじさん。昨日の夜尚人君と話したんだけどね」
「ああ、一緒に住むことにしたのか?」
「うん。家ももう、尚人君が探してあるんだって。この近所で」
「近所か。それならよかったなぁ」
「それじゃあ、私、そろそろいくね」
「え? もうか」
「落ち着いたら、家に招待するわ」
「そうか……」
(引っ越しかぁ。俺は……どうするかなぁ)
キッチンを磨きながら、色々思いをめぐらせる樹君。
樹君、真美ちゃんをお見送りです。
って樹君!
MP3プレーヤーを聞いてる場合ですか!
真美ちゃんたち、もう行っちゃいましたよ!!
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