2006
私、佐田家晴美。
現在大学三年生。
きれい好き9
社交的1
活発8
遊び好き7
快活9
おとめ座
これ、ペットのウォムラット。
名前は「ぱんだ」
私のたった一匹の家族。
ぱんだ、いいこだね。
父は、私が十代の頃に、母は私が大学に入った年に亡くなった。
「パパ……、ママ……」
今私に、帰る家はない。
母がなくなってから、私は度々ダウンタウンに足を運ぶようになった。
たいてい、一人でレストランで食べて帰るだけ。
でも、誰かと出会いたいって、ずっと思ってる。
でも、帰るのはいつも一人。
ぱんだが待っててくれる。
課題は毎日欠かさずこなしている。
私のあだ名は「まじめちゃん」
でも数学は嫌い。
だから文学専攻にしたんだけど。
2006
私、佐田家晴美。
現在大学四年生。
両親がなくなってから、私達兄弟はばらばらになった気がする。
年の離れた姉や兄達。
私が彼らのかすがいになれればと思ってる。
だから、寮に皆を呼んでみた。
皆で久しぶりの家族パーティー。
いっこ上の姉でも、もう老齢者。
いくらなんでも年離れすぎ。
パーティーしてたら警察が来た。
「このパーティーはうるさすぎます。すぐに解散してください」
学生寮がちょっとばかりうるさいのは仕様ですけど?
でも、警官に追い立てられてみんな帰ってしまった。
寮の私の部屋には、寮生がよくやってくる。
そして、私の机に課題をおきっ放しにする。
はっきり言って邪魔だ。
でも、口に出してはいえない。
だから、個人指導をしてシムオリオンを稼ぐことで、おきっ放しの課題を消化させる。
私が寝ていても、勝手に入ってくる。
ドアに鍵をかけちゃえばいいじゃない、私。
でも、それができない。
結局、寂しがり屋。
内気な私は、なかなか友達ができない。
でも、この彼は、私に何かと細やかに接してくれる。
うれしい……かもしれない。
でも、私の寝顔を観察するのはやめてほしい。
寮に害虫発生。
退治したのは私。
あとを掃除するのも私。
今度は台所が水浸し。いつの間に……。
掃除するのはやっぱり私。
……火事出したな。食堂のおばちゃん。
2006
2006
寮の掃除はすべて私。
時々、シンデレラに憧れる。
まだ、白馬の王子様に憧れてる。
彼は優しいけど、やっぱりあの半ズボンはありえない。
今日も私は一人でダウンタウンへ向かう。
食料品店で、へんなおばあさんに遭遇した。
出会いがしらに説教。
私が何をしたというの?
頭おかしいんじゃない、とかやってみた。
あ……。
また、いも。
ブティックで、赤いロココ調の人と出会った。
え、がお、が、す、てきな人……。
出会いサービスの人がいた。
頼んでみる。
ブラインドデート。
たまる一方で使い道のなかった奨学金。
こんなことに使うのは、邪道かしら。
べち
こんなんでました。
「はは、まいったねー。こりゃ」
……あ。
今日も一人でレストラン。
いつもより奮発して、フライドチキンを頼んでみた。
私もいつか、一緒になれる人を見つけられるのだろうか。
内気な私には、無理な気もする。
でも今は、とりあえず今期のレポートをあげてしまおう。
2006
いつも夢に出てくる。
あなたは一体誰?
いっこ上の姉のお婿さんが好き。
肌は青々としてるけど。
朝。
偶然、寮の美人大学生二人と一緒になった。
皆で朝食。
ぱんだに朝の挨拶。
寮の部屋に帰ると、意味深にも一組の男女がいた。
私の部屋で何をしていたの?
ゴルフを見て、
手に汗を握る。
毎日欠かさない課題。
課題がすんだら、今日もダウンタウンへ。
それが私の毎日。
やってきたのはボーリング場。
ボーリングの玉って、投げるもの?
バウンドして転がっていく玉。
その行く先は。
あ、おしい!
二投目。
フィニッシュ。
ボーリング場に、姪が来ていた。
姪だけど、年は私と同じくらいのはず。
ボーリング場の外で野良犬と会った。
おいたをしていたので教育的指導。
叱ったあと、かわいそうだから、少し遊んであげた。