The sims2のプレイ日記
2006
俺は堀川勇樹。
大学を中退して、独り暮らしをしている。
今就いている仕事は、すり。
将来は犯罪の黒幕になるのが夢だ。
むろん、仕事のとき以外の俺は、怪しいところなどない、いたって普通の男だ。
仕事から帰れば、ひとっ風呂あびて、
ダウンタウンのカードハウスに足を向けるのが日課だ。
「あー! 堀川君、今日も一人で来てるー!」
「ははっ。いい男でも同伴してくりゃよかったか?」
仕事の後のいっぱいは格別。
ん? なんだあれは。
見慣れない客がいる。
地味で暗い印象の若い女だ。
少し場違いな気もする。
少し興味を覚えたので、話しかけてみる。
「テレビゲームとかって、やります?」
何でいきなりそんな子供じみた話題を選ぶんだ、俺。
あ、耳をふさがれてるし。
どうもこの女との相性は、最悪みたいだ。
たとえて言うなら、雷マークにバッテンくらいか。
いや、これはたとえではないな。事実だ。
でもまあせっかくなので、カードゲームに誘ってみた。
「カフェ前の辻占い、結構当たるって評判みたいですよ」
「占いといえば、私小さい頃はよく花占いをしてました」
「なつかしいわね。タンポポでやるとあれ、きりがないのよね」
俺はゲームはそれほど強いほうじゃない。
彼女もこのカードゲームは初めてのようで、いっぱい負けていた。
ん? もうやめるのか。
悪いことをしてしまったかな。
彼女はゲーム台を離れてバーのほうへ立ち去った。
しかし何でそんな席に座るかな。
そこ、隣に席がないじゃないか。
どうやら、あまり人には接したくないらしい。
その後、帰りがけにまた一言二言、彼女と言葉を交わした。
ゲームには興味なくても、どうやら幽霊には興味があるらしい。
変わった女だ。
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Re:無題
美咲さん、どうもです。
あらら、間違えて「1」の方のコメントに返信してしまいました。
プレイ日記、楽しんでもらえて嬉しいです。
今後もこんな調子で更新を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしますー。
それでは、よいお年を。
あらら、間違えて「1」の方のコメントに返信してしまいました。
プレイ日記、楽しんでもらえて嬉しいです。
今後もこんな調子で更新を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしますー。
それでは、よいお年を。