The sims2のプレイ日記
2007
弘美ちゃんとの同居を始めた樹君です。
「今までずっと一人暮らしだったから、なんか慣れねぇな……。変な感じ」
弘美ちゃんにとっても、こんなに樹君と過ごす時間ができたのは、初めてのことです。
「大学時代だって、あなたとこんなゆっくりした時間をすごしたこと、なかったわ」
「そうかもなぁ……」
一緒に手を叩いて遊んだり、
背中をさすってあげたり。
正直、樹君は、弘美ちゃんのこんな気遣いがちょっと息苦しく感じたり。
(がまんだがまん。他人と暮らすのは大学時代以来始めてだから、慣れが必要なんだ。慣れが)
「あ、そうだ。デート行く?今日お前、仕事休みだろ? 俺もだし」
「そうね。それもいいかもね」
というわけで、近所のスケートリンクに遊びに行きましたが……、
「きゃああ!」
弘美ちゃんが派手に転んだだけで、あまり面白いことはありませんでした。
早々に引き上げて、ダウンタウンのカフェレストランへ。
日もすっかり落ちちゃいました。
弘美ちゃんにハートを飛ばす樹君。
樹君だって、弘美ちゃんのことを好きなのは、確か。
「そういえば、まともにデートしたのも、初めてね」
「そうだったっけ?」
「覚えてないんだ」
「記憶にないから、ないんだろうな……」
「ね、私の一口どお? ハーブがきいてて、とってもおいしいわよ」
「んじゃ、もらおうか。ってか、お前、好物変わった? 前はマカロニチーズが好きだったんじゃね?」
「私だってもういい大人だから、凝ったお料理が好きになってもおかしくないわよ」
「どお?」
「たしかにうまいわ、これ」
「ほんじゃあ、俺のもやるわ」
「ふふっ。樹君の好物って、デザートなのね」
「甘いの好きなんだよ」
ところで、手前の支配人の笑顔が、とても気になります。
樹君との楽しいデートなんて、本当にこれが初めてですね。
大学時代は、樹君に浮気されまくりで、喧嘩ばかりしていました。
「ごちそうさま」
「お腹いっぱい。ここ暖房が効きすぎじゃない? 熱いわ、ふう」
時間も来たので、デートはここまで。
お散歩がてら、のんびり帰りましょうか。
春のはじめの夜です。
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