2006
裕也君、サトル君と一緒にテレビを見始めました。
裕也君はまだ同い年のお友達がいなかったので、このパーティはいい出会いになりましたね。
花梨ちゃんは、まだお外で真治君と遊んでいました。
この二人、もしかしてなかなかお似合い?
そしてサーボロボットは人の家にきても、てきぱきと雑用をこなしてくれます。
これは便利!
さて、お昼過ぎになって、俊介さんが仕事から同僚を連れて帰ってきました。
テレビを見ていた裕也君が走ってきてお迎えです。
「裕也、ただいまー」
「お父さん! 真鈴お姉ちゃんがまたいじめたんだよう!!」
泣きつく裕也君。
「ゆ、裕也……」
なんて顔をしてるんですか、裕也ちゃん!
相当悔しかったみたいですね。
当の真鈴ちゃんは、マックスをかまっています。
「マックスー。泣き虫裕也なんかより、あたしと一緒にあそぼーね!」
裕也君、このまま行くと、マックスまでお姉ちゃんにとられてしまいますよ!
さて、お母さんがお昼を用意してくれました。
皆でご飯です。
人数が多いと、食事も楽しいですね!
お父さんはブランコで遊び同僚の背中を押してあげてます。
シム達、本当に好きですね、ブランコ。
と、いつのまにか庭に巨大な水溜りが!
これは……。
たしかこのへんにマックスがおしっこをしていたんですが、いくらなんでもこんなに大量には……。
って、真鈴ちゃん! 犯人はあなたですか!!
どうやらマックスのおしっこでできた水溜りを、はねちらかしてあそこまで広げたようです。
勘弁してよー、真鈴ちゃん。
花梨ちゃんはまだ真治君と、「警察と泥棒」で遊んでました。
本当に仲がいいですね。
「ううっ、やられたー。化けて出てやるー」
「やったー! 犯人射殺ですのー! これで裁判いらずですわ!」
問題刑事、花梨ちゃん。
真里恵さんはサーボロボットに取り入ります。
「へーえ。本当によくできているわねー。サボ恵って名前なんだー」
「@:+%&#*」
ここで仲良くなれば、毎日家に来てもらって家事をしてもらえますね!
ぐうたら主婦、真里恵さんです。
俊介さんも、新しいお友達作りです。
「普通のお仕事もしながら、サロンを経営してるんですかー。たいへんですねー」
「いんや、まだ店の方は小さいんで、なんとかなってますよ」
あ……。
食べてる最中に、食べ物が腐りました。
そんなの食べ続けてると、お腹を壊しますよ。
とはいうものの、俊介さんはちょっとくらい悪いものを食べても大丈夫そうな気がする。なんとなく。
他のお客さんもお腹をすかせているようだったので、真里恵さんに夕ご飯を準備してもらいました。
今夜のおかずはポークチョップです。
真里恵さん、お料理を必死に勉強した甲斐がありました。
「ねーねー、花梨は真夜中まで起きてられる自信ある?」
「ありますのー。花梨も皆と新年を迎えるんですのー」
そういえば、新年パーティーはもう始まっているのに、タイムのおじいさんは来ませんね。
どうしたんだろ。
夜も更けてきて、お客さんもお疲れのようです。
勝手にベッドにもぐりこんで寝てました。
と、タイムのおじいさんいた!
こんなところにいた!
しかし、いくらなんでもこんな区画の端っこにいなくてもいいじゃない!
午前0時。
ドパーンとタイムのおじいさんはベイビーニューイヤーに変身!
年が明けました。
そして年が明けるなり、家の中に戻る人々。
ベイビーニューイヤーは放置ですか?
その後ベイビーは誰にも注目されることのないまま、フェードアウト。
ご苦労様です。
「あら、もう年明け? なんかぐだぐだな新年パーティーだったわね」
お母さん! それを言っちゃあ、だめっすよ。