The sims2のプレイ日記
2007
樹君の私生活のことはさておき、お店はそれなりに繁盛です。
お客さん、その髪はどうしたんですか?
また、どこぞの無免許美容院にしてやられましたか?
Goth・ベラさんまで。
樹君にメイクを落としてもらっては?
ある意味、無免許美容院のおかげで、樹君のサロンは大繁盛しそうな予感。
マイル君も、せっせとお店を手伝ってくれます。
「僕たちには母の残した財産があるので、それで大学に行くつもりです」
「俺、なんか援助した方がいいのかなぁ?」
「いいえ。特には。兄の方はもうすぐ成人ですし。ただ、母の残した遺言で、父親のことが気になっただけです」
おや?
弘美ちゃんがまたお店に来てくれました。
結構よく来るんですよね。
もう常連さんかな。
服を見に来た弘美ちゃんに、マイル君がセールス。
「今年の春は、パステルカラーが人気ですよ。奥さんにはこのワンピースなんかが、お似合いですよ」
「そうねー」
意外と接客に才能を見せる、息子君。
「こっちのスカートなんかも一押しですよ! ほら、そっちの鏡で、合わせてみて下さい!」
「えー……、あー……、うーんと」
息子君、どうやら強引なセールスを発動した模様。
樹君のほうは。
「本当に、あそこの美容室では、してやられたわ。安いからって油断したのよ」
「俺もやられましたよ。でも、うちに任せてくれれば、もう安心です」
ほら、ね。
こうして、無免許美容室の被害者達を、救っていく樹君です。
まあ、女性の方しか助けられないけどね、この店は。
息子君の強引なセールスは続き。
「こちらのアンサンブルとパンツなんか、とてもよくお似合いですよ! あちらのワンピースなんかも、人とはちょっと違ったテイストで、買いです!」
「あ……。じゃ、それも貰おうかな……」
弘美ちゃんたじたじ。
というか、この顔で迫られると、誰でもたじたじか。
この子、本当に樹君の子供なんですが、全然似てねぇ……。
かといって、母親にでもないんですよね。
「ええ!? こんなに買うの?」
「あなたの息子には負けたわよ」
「いい子じゃない? しっかり者で」
「まあ、俺も息子だからって何かを期待されてるわけでもないしな。まだ、いまひとつ信じられないんだけど、な」
「ちょっと! これどういうことよ! あっちの美容院でも失敗されたし、ここでも失敗されるなんて!」
「いや、今日はどうも調子が悪くて。すみません。無料チケットをお渡ししますので……。次回にでも……」
「…………だめ?」
「当たり前でしょ!」
失敗顔メイクのお客さんに責められるのも、かなりつらいものがあります。
ふき出すわけにもいかないしね。
ふと店の表を見ると。
黒猫が椅子の上に座ってました。
置物っぽくって、なんかいい。
穴掘り犬はごめんですが、猫ならいいかも。
息子君、今度はレジ打ちをさせてみました。
「え~と……」
セールスはひょいひょいとやってくれましたが、レジ打ちは苦手みたいですね。
「うおっ!?」
……がんばれ、息子君。
あの猫……。
置物っぽくってかわいかったのですが、店の前におしっこしやがりました……。
穴掘り犬の次は、小便猫なのか。
樹君の商売敵が増えそうな予感です。
店の前には男性客が増えてきました。
ついでに穴掘り犬も現れて。
そろそろ閉店した方がよさそうですね。
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