The sims2のプレイ日記
2007
季節は初夏。
そのある朝のことです。
樹君、気持ちよくお休み中です。
「ぐう……」
寝室に女性の影。
「……」
樹君の家では、珍しいことではありませんが。
「……」
「うあ~。よく寝た」
樹君、起床。
起きたら、ベッドメイキング。
意外とまめです。
「あ……、どうも。え~と、お早う」
「……」
(あれ、おっかしーな。あんな女、昨日の晩、家に入れたっけ。
覚えがない……)
腑に落ちないまま、ベッドメイキングを続ける樹君。
「あ、お早う……。え~と、悪いけど、君の名前なんだったっけ。俺記憶がないんだけど。昨日の夜は、酒飲んだ覚えすらないし……。俺もそろそろ年だから、ボケはいっちゃってるのかも、なんて」
「……」
女の子がハグを求めてきたので、わけも分からず応じる樹君。
「あ~、はいはい。お早うさん」
「で、あんた誰だっけ」
「やだな~。本当に分からない?」
「私昨日の真夜中過ぎに、ここに来たのよ」
「真夜中過ぎ? 俺、昨日の夜は12時前に床についたんだけど。一人で」
「いや~。まさか玄関の鍵が開いてるなんて、思わなくってさ~。起こすのも悪いと思って、勝手に入ってきちゃった!」
「それは、不法侵入といわないか? 警察呼ぶぞ」
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