The sims2のプレイ日記
2007
リバーブロッサム・ヒルズ、142 リバーベンド ロード。
3×3の区画に建てられた、巨大な池を持つ小さなあばら家。
ここから、畑山家のすべてが始まります。
所持金20000$ではこれが精一杯。
畑を作りたかったんですけど、季節は冬。
しかも温室建設はバカみたいにお金がかかるので、もう少し生活が潤うまでは購入できません。
夫婦には、早速魚釣りを始めてもらいました。
でないと、今日の晩御飯も食べれません。
冬の間は、この池の魚が生命線となります。
「あら? あらら?」
お、早速里子さんの竿が引きました!
晩御飯一号ゲットなるか?
「長靴……」
しかもサイズは27です。
……それは、食べられませんねぇ。
いよいよとなったら、非常食くらいにはなるかしら。
「みてくれ、ハニー! ナマズが釣れたぞ!!」
剛さん、ようやく一匹釣り上げました。
これで、今日一日は余裕で生き延びられますね!
魚を釣って、ふと思ったのは料理スキルのレベル。
レベルが足りなくて、魚を調理できないと飢え死になので、料理の勉強をさせることにしました。
4レベルくらいあれば、大丈夫かなぁ……。
でも、魚釣りは剛さんの方が才能ありそうなので、料理の勉強は里子さんに任せることにしました。
里子さんは知識願望ですしね。
ところで剛さんは家族願望なのに、生涯願望「20人の違うシムとウフフする」を出していたのですが。
これ、ロマンス願望が出す生涯願望じゃないですか?
バグなのかしら。
あとで、リニュー・ユー・センソオーブで変えとくことにします。
自家菜園で満たされるような生涯願望を出してくれるといいけどなぁ。
剛さん、釣竿を強く振りかぶりすぎて、足を滑らせました。
大丈夫かなぁ。
あなたの釣りの腕が、夫婦二人の命を支えるんですよ。
がんばってくださいね。
お昼頃、引越しの挨拶に、ご近所さんがやってきました。
三人とも、中嶋家の人々です。
「これはこれは、初めまして。お寒いところをようこそ!」
「こちらこそ。お互いお隣さん同士だし、何か困ったことがあったら言って下さいね」
お客さんが来てくれたのはいいのですが、今の畑山家には、お客さんをもてなすような料理は出せません。
これまで釣った三匹のお魚は、畑山家の大切な食料です。
でもまあ、お客様はお客様同士でお楽しみのようなので、もてなす必要はなさそう……。
というか、畑山夫婦、まだ一度もいちゃついたことがないなぁ。
それどころじゃないってのが、理由だけど。
お客さんの対応もそこそこに、剛さんはまた釣りです。
「うほっ。今日はナマズが大漁だな!」
ナマズしかいないんですか、この池は。
と思ったら、オオクチバスが釣れました。
でも、小ぶりね。
中島さんちの旦那さんも、釣りに加わってきました。
「釣りって、始めてみると意外と楽しいものですねぇ」
「そうですか? はは……」
あなたには趣味の遊びでも、畑山家にとっては、生きるために必要な労働です。
あ……。
なんか雪がちらついて……。
寒そう。
って、池がーーーーーーー池が凍ったぁーーーーーーー!
なんてこった。
畑山家の冬の生命線が……!
引越し一日目にして、いきなりピンチか!? 自給自足生活リタイヤか!!?
とりあえず、釣りさえできなくなってしまったので、剛さんには新聞で仕事を探してもらうことにしました。
現在の所持金52$。
いざとなったら、ピザの宅配で急場をしのがねばなりません。
お金が必要です……!
金さえないぞ、今の畑山家。
お客様たちは、相変わらず自分達で勝手に盛り上がってくれてます。
というより、中嶋夫妻がラブラブ過ぎです。
負けじと、畑山夫妻も。
「ハニー、僕からのプレゼントだよ……」
「まぁ、ダーリン! 私、うれしいわ!!」
今日初めての夫婦の会話。
プレゼントの中身は、今日剛さんが釣ったお魚三匹と長靴一組ですが。
でもやっぱり、中嶋夫妻には負ける。
あなた達、わざわざここに何しに来たんだ。
日が暮れました。
実はこの家、照明器具はテレビだけです。
ここまで来ると、自給自足というより、もはやサバイバル。
「今日は本当に、来ていただいてありがとうございます。私達、これから夕食なので、さようなら」
「あら、私達はお構いしませんけど……」
すみませんが、他人に食わせる食料はないんです。
ところで、冷蔵庫がないと食事がいっさい作れないことに初めて気がつきました。
そういえば、料理するときって冷蔵庫から食材を取り出しますよね……。
仕方なく、ソファーを売って冷蔵庫を買いました。
冬の間、冷蔵庫の食材が持ってくれればいいのですが。
「とりあえず、今晩はダーリンが釣ってくれたナマズを料理しましょ」
今日初めて口にする食べ物です。
「やあ、君は料理上手だな! あのナマズがこんなことになるなんて!」
「ダーリンが釣ってくれたお魚、大事にしまっといたわ。あと、長靴を売って、台所の照明も買ったの」
「君は料理上手だけじゃなく、やりくりも上手だね!」
池に落ちてた長靴、一足15$でした。
「次は、トイレの電気を買いたいわ。暗くって、便器にはまりそうなんだもん」
食べ残しのお皿は、大切に冷蔵家にしまっておきました。
あと4皿分も残ってます。
きらめく料理は満腹度が大きいので、一日一食くらいでもお腹が持ちますね。
こうして、畑山家の第一日目は終了です。
二人とも、お疲れ様。
明日から、また色々大変です。
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