いよいよ春

さて、春になりました。
さっそく種まきです。
ニワトリのコッコ君。
よく見てみたら、ちゃんとチャーリーって名前がありました。
これからは、チャーリーで。



双子を見守りながら、健史君は朝ごはん。
結衣ちゃんも健史君も、空腹が真っ赤になるまでは食事をしないようにしています。
畑の作物が実るまでの、ひもじい我慢です。



「こら、咲子！　お漏らししたらだめじゃないか！」
緑の煙を上げる咲子ちゃんに、健史君が「説教する」
無茶言うなよ。赤ちゃんに。



「お漏らししたくて、漏らしたわけじゃないわよね～」
弘美ちゃん、孫たちを寝かしつけてくれて、帰って行きました。



健史君も種まき。
ずっと後ろのほうで、リリが狼とにらみ合っているようです。



リリ（あら、そこの知らない人。あたくしに何の御用なの？）
狼に見られても、堂々と落ち着いているリリ。
女王の貫禄です。



リリ（あら、なんだ。あたくしと遊びたかったのね）
狼と戯れるリリ。
にらみ合っていたわけじゃなかったのね。



仕事で疲れて帰ってきた結衣ちゃん。
一眠りしたので、ちょっと元気が出ました。
ようやく、双子と一緒に遊んであげられます。
「さきちゃーん、高い高いー」
「キャッキャッ！」



「高いたか……」
「ゲロ」
あ……！



「いやーん！」
吐かれるのだって、覚悟の上ですよ。



ようやく畑一面に種がまけました。
大きいほうの畑が自給自足用で、小さいほうの畑は、作物を売ってお金にかえるための畑です。
てんとう虫ハウスも、立てれば立てた分だけ効果が倍増するので、これでもかってくらいにたくさん立てました。
今回はもう、植物シムになるのはごめんです。



「勇人ちゃーん、むぷぷぷぷぷ」
「キャーハ！」
結衣ちゃん、緑の煙を出しながら、汚れついでに勇人君とも遊びます。



畑仕事もひと段落して、子供もちゃんとかまってあげて、さあようやく眠れるぞというときに……。
風呂が壊れました。
「何でこんな忙しいときに壊れるんだぁぁー！」



「くんにゃろくんにゃろ」
ガンガンガン
健史君、生活のストレスをバスタブにぶつける。



（まあまあご主人。何事も、ゆっくりまったりスローペースがよろしいですわよ）
ペット用ベッドを買ったというのに、やっぱりシムのベッドに登るリリ。
どこが一番気持ち居場所か、ちゃんと分かっているんですね。