The sims2のプレイ日記
2007
「ねぇねぇ、おじさん。私考えたんだけどさぁ。私、もう結構いい年の大人に成長したじゃない?」
「……してたのか? ずっとガキのまんまだと思ってたけど」
「お前、恋もいいけど、ちゃんと仕事もしろよ。まだ無職じゃないか」
「なかなか求人がないんだよ~」
「だからさ、この際、自分で事業を起こそうかと思うわけ。ほら、おじさんはサロン経営してるでしょ?」
「まあな。でもあれは、この町の女性すべてに、綺麗になってもらおうとはじめた商売だよ」
「そう、それ! 私もサロンを開こうと思うんだ。私のは、男性客オンリーのお店で!」
「なるほどなぁ。いいんじゃねぇの」
「で、ものは相談なんだけど、私なんせスタイリングとか初めてでしょ?」
「なるほどな。手伝えってのね。まぁ、いいぞ。俺も本業の外食業界キャリアを引退して、時間はいっぱいあるからな」
「あーよかった。ありがとう、おじさん」
そんなわけで、善は急げです。
真美ちゃん、早速公共区画を購入しました。
約27000$のうち、7000$は樹君から借りましたが。
ここが真美ちゃんの買ったお店。
1x1区画の小さなお店です。
お店の扉は、男性トイレ用のドア。
当然女の人は入れません。
「ひゃー、なんかワクワクするね!」
「まあ、とりあえずはお手並み拝見といきますか」
記念すべき、お客様第一号がやってきました。
こちらの、ちょっとモサい彼。
「はいはいお客様。その野暮ったい髪型から脱却したいんですね」
「え、いや別に……」
「それじゃあメイクですか? 男の方もきちんとメイクされると、見違えますよー」
「はいはいー、ちょちょいのちょい、と」
「げ……」
ある意味、見違えました。あさっての方向に。
「す、すみませーん。今のはちょっとした間違いです。今度は大丈夫です。もちろん、無料でいたしますよ」
「当たり前でしょ」
真美ちゃん、二回目に挑戦。
「あ……」
お客様の頭は、ますます惨劇に。
「すいませーん。ちょっと剃りすぎちゃった」
「ちょっとじゃないでしょ!」
「もう一回……」
真美ちゃん、三度目の正直に挑戦。
「今度は大丈夫です。今度は」
「あんたねぇ、いい加減に……」
「うわちゃ……」
……どこか変わったんですか?
真美ちゃん、あなたは失敗しかできないんですか!
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