車を貸して！

真美ちゃんを下宿させることになった樹君ですが……。
真美ちゃんに、いっぱいハートを飛ばしてます。
実は、相性いいんですよね、この二人。
心配だ……。



気分を変えるために、ちょっと髪形を変えてみましたが……。
「たまには長髪ってのもいいな」



「おじさん、髪形変えたの？　何でいまさら」
「いい感じじゃない？」



「変」
きっぱり。



「……ははは。はっきりいうなぁ……」



元に戻しました。
つかの間の気分転換でしたね。



「ねぇねぇ、おじさん。ちょっと頼みがああるんだけど」
「めんどくさい頼みだったら、聞いてやらないぞ」



「今日一日、車貸して欲しいんだけどさぁ」
「車！？」



「車って……。お前どうせダウンタウンで、男ひっかけてくるつもりだろ」
「ふわぁ……。お説教なら、私、聞きません。大丈夫よ。車は移動手段にしか使わないから」



「あの色ボケ娘が」
結局、車を貸してあげることにした樹君。
うまく言いくるめられてしまいました。



真美ちゃん早速。
「あ、牛？　これからダウンタウンにデートに行かない？　車で迎えに行くわよ」



どうせ真美ちゃんが出掛けるならと。
樹君も女の人を家に呼ぶことにしました。
「あ、クレオさん？　家に遊びに来ない？」



さて、牛をデートに誘い出した真美ちゃん。



まずは軽くキス。
もふっと、ぬいぐるみにめり込んでますが。



友好度は十分足りていたので、たちまち恋に落ちました。
真美ちゃん、二人目の恋人をゲットです。