2007
さあ、大学生活二日目です。
「うーん。もう朝ー?」
ぐうたらなところもある弘美ちゃん。
朝はつらいようです。
とりあえず、早速レポートを書いてもらうことにしました。
ぜひとも最優等で卒業して、ママと天国のパパをびっくりさせてあげて下さい。
樹君も、女の子をくどく前にレポートを。
「っかー……。やってらんねぇ」
人に頼もうにも、友達が少ないのでカリスマポイントがまだ足りてません。
あれ?
弘美ちゃん……。
その格好で授業に出るつもりですか?
これだから、だらしないシムは!
レポートを終えた樹君、早速女の子のいるテーブルで朝食。
しかし、いきなりその話題は……。
(この男、朝っぱらからなに考えてるのよ)
ほら……。
怖いですよ。
お金を稼ぐためには、奨学金ゲットが一番の近道。
そう気がついた修太君も、せっせとレポートです。
が、なんだか勉強している姿が似合わないですね。
あ、圭君も寝巻きのまま授業に出たようです。
「どんな格好でも、とりあえず授業にさえ出れば、単位がもらえるもんねー」
「そうよねー」
圭君はともかく、弘美ちゃんには寝巻きのまま授業に出るのはやめてもらいたい……。
昼下がりの談話室。
「えーと、それで地球は卵にもたとえられて……」
「ふーん」
また地球環境の話題ですか。
学生の間で環境問題がはやっているんでしょうか。
夜までには、みんなのレポートも終わりました。
弘美ちゃん、修太君をくすぐって遊んでます。
「あははっ! 修太君、わき腹弱いねー」
「やめろってー!」
圭君は樹君とおしゃべり。
彼は名声願望だから、ひとりでも多くの友達がほしいんですね。
イリーナちゃんは一人黙々と恋愛小説を読書中。
しかし、その格好は。
寝巻きと思ってダウンロードしてきたものなんですけど……。もしかして、下着?
くすぐりあって遊んでいたこの二人。
今度は弘美ちゃんがゴシップを聞かせてました。
修太君、その顔は一体。
何を聞かされたんでしょう。
おや、圭君、樹君と友達になれたようです。
友情の握手……。
と思いきや、電気ブザー。
がっつり願望がかなってます。
「あっはっは! こんな手に引っかかるなんて、案外ウブだなー」
「お前はガキかよ……!」