2007
……こんなことになってました。
ブルーウォーター村にできた、新しいサロンのせいです。
気持ち悪いので、早々に顔を洗っていただきましょうか。
さて、中嶋家のお父さんですが。
庭にいつの間にか建てられていた、極小ハウスに入っていただきました。
極小ハウス、こんな感じ。
屋根はありませんが。
お父さんが中に入った所で、ドアを取っ払いました。
そう、監禁です。
極小ハウスの中は、こんな感じ。
実はお父さん、仕事先でインフルエンザにかかってしまったのです。
ですので、他の家族に病気をうつすわけにもいかず、こうして隔離したわけです。
治るまで、ここにいてもらうことにします。
必要なものは、全部そろってますから、死にはしませんって。うひひ。
どうもシムを監禁すると、邪悪な笑みがこぼれてしまいます。
お父さんが一人寂しく隔離されている頃。
那っ智が起き出して、おじいちゃんと楽しく遊んでもらってました。
「ほーれ、くすぐるぞ~」
「きゃはは! やだよーう」
その顔は……。
本当に嫌ですか?
ずずっ
「……」
お父さんが一人寂しくトマトジュースをすすっている頃。
「それそれ~!」
「お義父さまったら、容赦しませんわよ~!!」
お母さんと幸人じいさんは楽しく枕たたきをしていました。
お父さんが一人寂しく……。
あ、病気が治ったようですね。
無事に隔離部屋から生還した、お父さんなのでした。
2007
さて、病気が治ったお父さん。
早速お母さんの所に行きますが……。
佳織さんはお料理で忙しいようですよ。
仕方なく、彦二じいさんと小付き合って遊びます。
でも、このじいさん快活低いんで、この後思いっきりど突かれて、行彦さん痛がってました。
佳織さん、ようやくお料理が終わったと思ったら。
今度は彦二さんと枕たたき。
行彦さん、またまた佳織さんと遊べません。
せっかく病気治ったのに、残念だね。
ところで、今日はナッチがティーンに成長する日です。
ですので、真紀ちゃんと直人君、そして那智のお友達の真美ちゃんと結衣ちゃんを呼びました。
ここでもまた枕たたきをやってますが。
シム達って本当に好きね、枕たたき。
さて、みんながそろった所で、お誕生パーティーをいきましょうか。
「ろうそくの火を吹き消すだけで、あんな大変身しちゃうんだから、驚きだよね」
ろうそくを、ふー。
さあ、いよいよです。
きらりと光って、ひと回り。
さて、ナッチはどんなティーンになってくれるのでしょうか。
「こんなになっちゃった!」
おお!
髪型が同じなせいか、結衣ちゃんにも見えないことはない。
ちょっと髪形とメイクを変えてみましょうか。
こんなになりました。
年齢のわりに、ちょっとセクシー?
「いいか、那智。男には気をつけるんだぞ」
直人君、かわいい妹にアドバイス。
その後は、みんなで夕ご飯を食べました。
「家に家族がそろうのって、真紀と尚人が大学に行って以来じゃない?」
「那智も大学に通うとなると、寂しくなるなぁ」
「大学に行ったら、いい彼氏とかできるのかなー」
ナッチ、小学生時代に残した宿題を仕上げます。
どうしようかなぁ。
すぐに大学生にしてしまうかなぁ。
宿題の後は、久しぶりに家に帰ってきた真紀ちゃん達と、おしゃべり。
「ねぇねぇ、お姉ちゃん。大学って楽しい?」
「楽しいわよー。勉強より、農作業の方が大変だけどさ」
本当に、雑草抜きは大変ですものね。
「私ね、数学科にいきたいな。小学生の頃から、算数は好きだったもん」
「はは……。私はごめんだけどね。そういえば、尚人は数学科だったっけ。聞いてみれば?」
「いい成績とったら、たくさん奨学金もらえるんでしょー?」
「そうそう。だから、勉強は大事だよ!」
それよりも、さっきから手前の結衣ちゃんの表情が気になるんですが。
何が気に入らない?
ま、何はともあれ。
「これからも、勉強がんばれよ、真紀。この間の最優等はグッジョブ!」
「とーぜん」
2007
久しぶりに中嶋家を見てみたら。
彦二じいさんが、こんなおっかない願望出してました。
どうやら、喧嘩をしたシムを「飲み」たいようです。
彦二さん、妖怪だったんですか?
そして、お父さんは。
インフルエンザが治ったと思ったら、今度は食中毒だって。
どこかで、腐った食べ物でも食べたんでしょう……。
中嶋家はナッチが大学へ行き、真紀ちゃんがお婿さんを連れて帰ってきました。
「お母さん、私のお婿さん、スッゴクかっこいいから! 見て驚かないでよ!」
「本当?」
「その彼とは、もういちゃついたりしたの?」
単刀直入なお母さん。
「そーんなにかっこいいお婿さんなら、私ワクワクしちゃうわー」
「あっ、そうそう。結婚式に着るドレス、タンスのどこにしまってたかしら?」
「う~んと、アクセサリーも何処にやっちゃったかな~」
幸人じいさんもやって来ました。
「しかしこれで、我が家も三世帯家族になるんじゃな」
「賑やかになっていいわね!」
「そういえば、尚人もそのうちここに帰ってくるんでしょ? 部屋数足りるかなぁ。私ももう少ししたら、子供を産むだろうし」
直人君も帰ってきたら、七人家族になりますね。
「ひ孫の方は、なるべく早くに頼むぞい。わしらはもう寿命がないしな」
「え~。なに? その景気悪い話」
さて、そろそろ結婚式の準備です。
綺麗に着飾りましたね。
外の雨も、上がったようですよ。
「あっめあっめ、ちゃっぷちゃっぷ、ランランラン♪」
式場の準備をしていたお母さんですが……。
「ちゃっぷちゃっぷ、ぽったぽった、ルンルンルン♪」
水溜りで水遊び。
どれだけ無邪気なんですか!
2007
さあ、結婚式です。
皆さん用意はいいですか?
って、え!?
座ってくれたの、これだけ!?
悲しすぎる。
他の招待客は、結婚式そっちのけで世間話。
ちょっとでいいからさ、集まってあげなよ。
ようやく、ぞろぞろと集まってきてくれました。
結婚式には、大学時代の友達と、あの性格悪い教授も招待しました!
指輪交換。
まだお客さんの足並みが、そろっていませんね。
彦二さん。
孫の結婚式とあってか、気合入りすぎの正装です。
でも顔が怖いよ。
指輪交換もして、お客さん、拍手で新婚さんを祝います。
「結婚おめでとう!」
教授も笑顔。
すごい笑顔だな……。
白い歯がまぶしいってか。
お母さんも、この笑い方。
お父さんも。
もうちょっとどうにかならないか、その不自然な笑顔。
あ、健史くんはわりとと普通の笑い方ね。
ナッチも。
うん、いい笑顔。
尚人君。
こりゃひでぇ。
ごめんよ、髪型まだ直してなかった。
その衣装も衣装で、すごい雰囲気かもし出してます。
「いやぁ。めでたいめでたい!」
幸人じいさんも、拍手で若い二人を祝福します。
真美ちゃん。
……この笑い方の違いって、性格とか出てるんでしょうかね。
そして、結婚式とかどうでもいい人達。
まだ世間話やってるか!
2007
さあさあ、今度はケーキカットですよ~。
そのとき。
「うぷっ……」
食中毒のお父さん、ピンチか?
真紀ちゃんは、ケーキをわしづかみする人でした。
ほれ、食えって感じで差し出します。
無茶するな。
一方その頃の教授。
「友人の結婚式で世間話とは、何かね!? 君は!!」
また結衣ちゃんと喧嘩してます。
ケーキはみんなで食べます。
八人が食卓につくと、壮観ですね。
結婚式の間じゅう、結衣ちゃんと世間話をしていた弘美ちゃんも、ケーキだけはちゃっかりいただいてます。
空気の読めない教授は、一人でポテトチップスつまんでました。
つくづく、集団行動がダメね。
「そういえば、うちの真美が直人君のお世話になったそうで」
「そういえば、尚人は結婚とかするのかしら……」
相手が真美ちゃんだとねぇ……。色々問題あり。
真美ちゃんも、教授に付き合ってか、インスタント食をすすってました。
和やかな雰囲気のまま……と思いきや。
喧嘩です!
「暴力はいかんぞ、暴力は!!」
「黙れこのエセ教授!!」
あ、やっぱりこの二人でしたか……。
「くをのー!」
どごんどごん
「きーっ!!!」
べちべちべち
「うぉう!!?」
結衣ちゃんのボディーブローが決まりましたか。
喧嘩とか関係ない、いたってマイペースなこの二人。
決着がつきました。
結衣ちゃん、負けたみたいですね。
「経験が違うのだよ、経験が」
「うう……。このぉ」
お客さんが喧嘩の第二戦を観戦中に、新婚さんはリムジンへ。
「楽しい結婚式だったね」
「うん。とりあえず、賑やかでよかったよ」
本当か?