2007
えーと、この人誰だって言うと、実は尚人君です。
結婚式ではどうしようもない姿で出席させてしまったので、今度は思いっきりかっこよく決めさせてみました。
さて、真紀ちゃんの結婚式も無事に終わり、いつもの中嶋家の日常が戻ってきました。
お母さんは早速、お風呂場で海賊ごっこ。
「潜ります、潜ります♪」
「漕げや漕げ~! 大海原へ~!!」
朝起きたら、まっすぐに風呂桶に向かったお母さんです。
「はっぷ、はっぷ。おかしら~、俺は金づちなんでさぁ~!!」
お母さん……。
頬膨らませすぎ。
こんな感じで遊んでいたら、彦二さんがはいってきました。
「お前、そんな年にもなって、まだそんな遊びをしとるのか」
「うん」
お母さんは楽しさ願望なので、遊ぶのが大好きなんですよね。
さっきのお母さんの姿で気がついたんですが、彼女、太ってました。
昨日の夜におなかいっぱい食べた、ナマズのフライが原因だな。
すぐにダイエットしていただきます。
一方その頃。
幸人さんは、ガーデニングクラブの会長さんとお家デートしてました。
「いいですかー。ジャンケンでわしが勝ったら、キスしてくださいよ」
「はいなはいな」
そして軽いキスから、恋が芽生えました。
季節はすっかり、春ですから。
え、キスマーク?
も、もしかして会長さん……。
今のがあなたのファーストキスだったんですか!?
「あ、おじいちゃん、行ってきまーす」
尚人君、出勤。
一方彦二さんは、庭のりんごの木から、収穫です。
「すこーし、色が薄いかのぅ?」
でも、美味しそうなリンゴが取れましたよ。
ジューサーに蓄えて、いつでも新鮮なリンゴジュースが飲めるようにしておきましょう。
あ、キュウリが枯死してる!
実をつけてはいたんですが、収穫せずに放っておいたら、枯れちゃいました。
さてさて。
「うう、おえ~。気持ち悪いよ~」
真紀ちゃんは、おめでたでした。
先ほどまで、外で会長さんと枕たたきをしていた幸人さん。
気がついてみたら、会長さんをほったらかしで、ソファーに寝てました。
自分から誘っておいたのに、会長さんをもっと構ってあげてくださいよ。
幸人さんに、会長さんと話すよう指示しました。
ところが会長さん。
どうやら幸人さんより、直輝君とおしゃべりしてるほうがいいみたいですよ。
仕方がないので、携帯電話で別の女の人と会話。
なんだか、しまりのないデートになってしまいました。
2007
「ダイエット、うまくいったのかしら。体が軽いわ!」
しかし、それは痩せすぎじゃあないですか?
「ダーイエット、せいこーう!!」
決めポーズ。
ダイエットに成功したお母さん。
今度はパソコンゲームに飛びつきました。
「それそれ、いっけーえ!!」
この人、いつ家事をやってるんでしょうねぇ。
「あは! なんか言った?」
そんな顔で、こっちを見ないで下さいよ。
「おおとぉ! その手は食わないわよぉっ」
体を傾けるほど、ゲームに熱中。
「おおっと!?」
お母さん、表情がくるくる変わって、面白いです。
「きゃはーは!」
ゲームクリアで大喜び。
本当に無邪気なお母さんです。
幸人さんにデートに誘われながらも、ほったらかしになっていたガーデニングクラブの会長さん。
せっかく家に来てくれてるんなら、彦二さんの庭の査定を頼むことにしました。
「どうぞよろしく」
「はいはい。それじゃあ、お庭拝見といきますわよ」
彦二さん入魂の温室。
なかなか好調な滑り出しです。
ガーデニングクラブの査定が続く中。
お父さんが友達を何人か、うちに呼んでいました。
ガーデニングクラブの査定チームも来ているので、にわかに家が人でいっぱいになりました。
査定終了。
どうやら無事に合格したようです。
おめでとう、彦二さん。
ちなみに、会長さん。
彦二さんに、いっぱいハートを飛ばしてました。
幸人さんより、こちらの方が好みでしたか。
さあ、そろそろ夕ご飯にしましょうか。
今夜はお母さん特製の、ミートボールスパゲティです。
って、お母さん?
モティマーさんと彦二さんが、スパゲティ配膳されるの待っているんですが……。
お母さん……。
この二人は完全にシカトですか?
かわいそうなモティマーさんと彦二さん。
娘に無視られた彦二さん。
不貞寝。
「おじいちゃん? お布団で寝ないと、風邪ひくよ」
2007
そして、夜もふけた頃。
帰ったはずの会長さんが、抜き足差し足で、中嶋家の縁側に現れました。
そーっとそーっと。
見つからないように……。
気づかれずに窓際を横切るのは、ちょっと難しいぞ。
ひょいひょいっと。
おや、幸人さんとデートしたときのプレゼントのバラ。
もうすでに置いてありますね。
ということは、何かお礼のアイテムを持ってきてくれたんでしょうか。
しかし、会長さん。
何か物をプレゼントしてくれる様子もなく、再び忍び足で夜の街へと消えていきました。
何しに来たんだ。
翌朝。
さあ、真紀ちゃんのおなかが大きくなりました。
あとは、月が満ちるのを待つばかり。
そんな真紀ちゃんは、彦二さんと水風船合戦。
まあ、夏だから、水を浴びるのも気持ちいいでしょう。
が。
「うわ!?」
「あれー!?」
彦二さん。
相手は妊婦さんなんだから、ちょっとは手加減しなさいよ。
幸人さんは。
「右舷に謎の宝島はっけーん!」
「泳げ~! 野郎ども~!!」
お母さんといい、幸人さんといい、本当に風呂場で遊ぶのがすきですね。
さて、その日の晩。
「あいたたたたたた!!!」
トイレで産気づいた真紀ちゃん。
でも、時間は真夜中過ぎ。
家族は全員寝ちゃってます。
「ちょちょちょ、ちょっとお! 一人で産むの!?」
そうなることになりました。
そうして生まれたのは、元気な男の子。
騎士(きし)と命名。
朝になって、みんなが赤ちゃんを見に来ました。
「これで、わしも曾爺さんか」
「どれ、ちょっとわしに貸してみなさい」
「いいけど、落とさないでよ」
幸人さんもやってきました。
でももうそろそろ、この二人もお迎えが近いです。
そこで、幸人さんと彦二さんには、引っ越してもらうことにしました。
プレイヤーとしては、もう自シムとお別れするのはつらいので、別マップに用意した家に行ってもらうことにしました。
これからは、NPCとして、余生を過ごしてもらうことにします。
彦二さんも、タクシーに乗り込みます。
「せっかくひ孫が生まれたのにのぅ」
また、お客さんとしてこの家に呼んであげますよ。
そんなわけで、じいさん二人が旅立っていきました。
中嶋家のレビューも、これで終わりです。
中嶋家の皆さんには、今後は脇役として登場してもらうことにしましょう。
2007
佳織さん、娘婿の直樹君がお気に入り。
騎士君とおじいちゃんの行彦さん。
こまめに面倒を見てくれます。
尚人君は、院長を目指して日々猛勉強。
しかし、決して真美ちゃんのことは忘れません。
時々電話をかけて、連絡を取り合っています。
「うおら! ビッグになって大金を稼ぐんじゃぁ!!」
真紀ちゃんも、殿堂入りを目指して日々トレーニング。
幸人さんの部屋だった和室の庭先に、枯山水みたいなのを作ってみました。
なかなか風流です。
騎士君お風呂。
赤ちゃんを洗面台で洗うの、なんかかわいい。
赤ちゃんは小さいから、湯船はこれくらいのサイズでちょうどいいんですね。
直輝君と畑山家の健史君。
健史君、あいも変わらず金欠です。
「騎士ちゃん、あぷぷぷぷー」
「?」
「ええ? お母さんは美人さんだって?」
言ってない言ってないって。
「うしし。騎士はよく分かってるわね~」
いや、だから……。
2007
さて、今日は騎士君の誕生日。
たくさんお友達を呼びました。
騎士君、こんなになりました。
お目目が大きいのは、真紀ちゃん似だからかな。
今年の冬も、どっさり降りました。
屋根の雪かきが大変です。
佳織さん、あったかい部屋で喜びのダンス。
「雪、雪、降れ、降れ、もっと降れー♪」
楽しさ願望ですから、雪は大好き。
「ほら、真紀も一緒に!」
「お母さん、ほんとにいつまでも子供なんだから」
「おりゃ!」
ドス
真紀ちゃん、寒さにも負けず、トレーニング。
現在はスーパースター選手。
「ほーら、騎士ちゃん。おばあちゃんのところまでいらっしゃい」
「♪」
騎士君にあんよのお稽古をしたり。
幸人さんが遊びに来ました。
この二人は仲良しなので、早速じゃんけんで遊びだしたり。
尚人君、真美ちゃんと連絡が途絶えがちなのがちょっと心配。
和室にちゃぶ台とテレビとゲームを置いてみました。
ちゃんと畳に座って、ゲームしてくれますよ!
ほらほら君達。
テレビが近い。
ちゃぶ台の向こうに座ってやりなさいよ。
騎士君さらに成長。
大きなお目目のかわいらしい僕になりました。