The sims2のプレイ日記
2007
当サイトのメイン家族「佐武家」の紹介です。
ちなみに今までは「佐田家家」でしたが、これは単に家族を作成するときプレイヤーの変換ミスで佐田家になってしまったものです。
シーズンズでようやく正しい表記にすることができました。
どうでもいい前置きになってしまいましたが、家族紹介です。
■佐武 弘美(さたけ ひろみ)
家族願望
生涯願望:金婚式を迎える
元はプリーザントビューに住んでいた、結構お金持ちのお嬢様。
色々あって、今は二人の娘を持つシングルマザーです。
両親に大切に大切に育てられ、世間知らずだった彼女も、今では成長しました。
離婚を経験して、世間ずれしたとも言いますが。
彼女達家族のこれまでの経緯は、「in プリーザントビュー」の佐田家分家をご参照ください。
いい年した女性ですが、弘美ちゃんと呼ばせてください。
プレイヤーにとっては、誕生から見守ってきたかわいい娘です。
■佐武 真美(さたけ まみ)
成長願望
今後ロマンス願望になる予定
弘美ちゃんの長女。
プリーザントビューに、血を分けた兄がいます。
彼女の名前は、おばあちゃんにちなんだもの。
そこそこおてんばな、元気娘です。
■佐武 結衣(さたけ ゆい)
成長願望
今後家族願望になる予定
弘美ちゃんの次女。
真美ちゃんとは異父姉妹となります。
母親に似たのか父親に似たのか、ぼーっとした性格。
あまり活発ではありませんが、快活の高いいい子です。
■佐武 ころ(オス)
シェルティーとラブラドールレトリーバーの雑種。
一口に言って、耳の立ってるラブラドールです。
性格は、とりあえず能天気でいつも明るいです。
変な犬ですが、弘美ちゃんにとっては、十代のころからの相棒です。
以上の三人と一匹からスタートしたいと思います。
次に、お家紹介。
外観はこんな感じ。
一階がキッチン、ダイニング、リビング。
冬に備えて、暖炉もつけました。
後はトイレとお風呂。
ちょうどいい広さというか、狭さです。
ピアノとか置いたので、ちょっとキツキツ。
2階はそれぞれの寝室。
女ばかりの世帯なので、かわいらしいインテリアになっています。
子供達の部屋はカントリー調。
弘美ちゃんの部屋は、ちょっとモダンです。
吹き抜けがお気に入り。
地下はガレージと、弘美ちゃんの仕事場です。
ちなみに今までは「佐田家家」でしたが、これは単に家族を作成するときプレイヤーの変換ミスで佐田家になってしまったものです。
シーズンズでようやく正しい表記にすることができました。
どうでもいい前置きになってしまいましたが、家族紹介です。
■佐武 弘美(さたけ ひろみ)
家族願望
生涯願望:金婚式を迎える
元はプリーザントビューに住んでいた、結構お金持ちのお嬢様。
色々あって、今は二人の娘を持つシングルマザーです。
両親に大切に大切に育てられ、世間知らずだった彼女も、今では成長しました。
離婚を経験して、世間ずれしたとも言いますが。
彼女達家族のこれまでの経緯は、「in プリーザントビュー」の佐田家分家をご参照ください。
いい年した女性ですが、弘美ちゃんと呼ばせてください。
プレイヤーにとっては、誕生から見守ってきたかわいい娘です。
■佐武 真美(さたけ まみ)
成長願望
今後ロマンス願望になる予定
弘美ちゃんの長女。
プリーザントビューに、血を分けた兄がいます。
彼女の名前は、おばあちゃんにちなんだもの。
そこそこおてんばな、元気娘です。
■佐武 結衣(さたけ ゆい)
成長願望
今後家族願望になる予定
弘美ちゃんの次女。
真美ちゃんとは異父姉妹となります。
母親に似たのか父親に似たのか、ぼーっとした性格。
あまり活発ではありませんが、快活の高いいい子です。
■佐武 ころ(オス)
シェルティーとラブラドールレトリーバーの雑種。
一口に言って、耳の立ってるラブラドールです。
性格は、とりあえず能天気でいつも明るいです。
変な犬ですが、弘美ちゃんにとっては、十代のころからの相棒です。
以上の三人と一匹からスタートしたいと思います。
次に、お家紹介。
外観はこんな感じ。
一階がキッチン、ダイニング、リビング。
冬に備えて、暖炉もつけました。
後はトイレとお風呂。
ちょうどいい広さというか、狭さです。
ピアノとか置いたので、ちょっとキツキツ。
2階はそれぞれの寝室。
女ばかりの世帯なので、かわいらしいインテリアになっています。
子供達の部屋はカントリー調。
弘美ちゃんの部屋は、ちょっとモダンです。
吹き抜けがお気に入り。
地下はガレージと、弘美ちゃんの仕事場です。
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2007
リバーブロッサム・ヒルズに程近い、ブルーウォーター村。
そのはずれの坂の下に、最近小さなお家が建ちました。
「お片づけ、お片づけ」
台所には、結衣ちゃんところの姿。
二階には、真美ちゃんと、そして弘美ちゃんの姿。
「いい? 順番によく考えてみてごらん」
弘美ちゃん、前夫や息子の遥君、そして生家もある思い出深いプリーザントビューを離れ、このブルーウォーター村に二人の娘を連れて引っ越してきたのでした。
それというのも、いったんすべてを忘れて、真っ白な土地からすべてをやり直したいと思ったからです。
そして、離婚の原因となった男性からとも、縁を切りたかったのです。
「えーと。まず、300円払ったでしょ。それからお釣りを八十円もらって、それから十円の福引を引いてハズレて、五十円のりんごを拾って……。えーとえ~と」
真美ちゃんは、算数の宿題が苦手です。
翌朝。
「今日から学校! 新しいガッコー!」
うれしいのは分かるけど、ママのベッドでトランポリンをするのはやめなさい。
「ころ~。結衣はこれから学校だからね。帰ってきたら遊んであげるね!」
「わぉん」
ころとそう約束した結衣ちゃんですが。
学校からもう友達を連れて帰ってきました。
「あそぼっ!」
「うん!」
社交性が高いんですね。
真美ちゃんは学校から帰るなり、お絵かきに飛びつきましたが、彼女も友達を連れて帰ってきていました。
ゴス家のカサンドラちゃん。
やっぱりモティマーさん達がご近所さんとしていてくれなきゃ、プレイヤーが落ち着きません。
MTS2でダウンロードしてきました。
真美ちゃん、友達を連れてきたんだから、絵を描いてないで一緒に遊ばなきゃ。
指示して、キャッチボールで遊ばせました。
……手前の植物が邪魔でよくみえませんね。
六時になって友達も帰ってしまいました。
結衣ちゃんは遊んで汚れた体を、シャワーで流します。
わきの下だって、ちゃんと洗います。
「あったかくて気持ちい~」
ものすごくうれしそうにシャワー浴びてます。
弘美ちゃんも、真美ちゃんと一緒にお風呂。
「真美ー。耳の後ろもちゃんと洗いなさいね」
「分かってまーす!」
シャワーを浴びたあとは宿題。
がんばってA+をとってください。
この度、初めてMulti Paintを導入したんですが、便利ですねこれ。
今まではスキル上げに躍起になって、うまく言うことを聞いてくれないとイライラしていたんですが、これのおかげでのんびり子育てが楽しめるようになりました。
全スキルを5まであげるだけなんですけど、これが簡単にできるだけでも、心にゆとりができましたよ。
自力でやろうとなると、どうしてもMaxまで上げたくなるので。
ころは、今回は外で飼うのではなく、室内で飼う事にしました。
冬とか寒くて嫌だものね。
居間の隅に、ペット用ベッドを置いてあげました。
「さーて。今日の夕ご飯は、お魚にしようっと」
家を建てるのはチートで援助してあげましたが、これからの生活は自分で築いていってほしいもの。
落ち着いたら、弘美ちゃんも何か仕事を見つけないとですね。
「おいしい? このお魚ね、アレクサンドラさんの家の池で釣ってきたのよ」
「ねーねー、真美ちゃんは将来何になるの? 私は宇宙飛行士!」
「私、漁師さんになろうかな。毎日おいしいお魚がいっぱい食べれるもん」
子供達、自分の話に夢中で聞いちゃいません。
引越しの何やらで疲れていたのか。
弘美ちゃん、食事中にダウン。
「ママ? お布団で寝たほうがいいよ……」
「ご飯の後片付け、私達がした方がいいみたいだね」
2007
翌日は、朝から雪でした。
そろそろ冬も本番。
これは、積もりそうですね。
やっぱりこんなに積もりました。
坂の下に建っているせいか、家の真後ろは崖。
雪崩でも起きないか心配ですが、屋根に積もった雪が落ちるのも心配です。
すごい積もりかたしてるよ……。
「そろそろ仕事を探した方がいいかしら。でも、子供達だけでお留守番させることもできないし。9時から15時までの仕事ってないのかなぁ」
結局仕事も決まらないまま。
「うわー! 積もったわねー!」
弘美ちゃん、子供達を喜ばそうと雪だるまを作ることにしました。
「顔はどんな風にしようかな……」
弘美ちゃんが雪だるま建設に夢中になっていると、後ろを誰かが通り過ぎていきました。
家の中のほうに……。
不法侵入?
「こう置いて、こう置いて……」
ガレージスペースのうち、手前のドライブウェイを取っ払ったので、狭い敷地でも十分雪遊びが楽しめます。
車も問題なく使えるので、これは便利ですね。
夏はプールでも作っちゃおうかしら。
子供達が学校から帰ってきました。
「お帰りー。ほら、雪だるまよ!」
「ママー、それ壊しちゃっていいー!?」
「え、いいけど?」
「あちょー! 不死鳥の構えーっ」
「あたたたたたたたっ!」
真美ちゃん、雪だるまに百烈拳!
「わぷ!?」
あ……。
「ふふーん。真美の敵じゃあなかったね」
作るより、壊す方が楽しそうだね。
「ママー、ママー! 私もー」
結衣ちゃんからリクエスト。
「しょうがないわねー。そのかわり、今度はママの分も二人で作ってよー」
「うん。いいよ!」
真美ちゃんはスノーエンジェル。
それより、二人ともアウターを着てきたほうがよくない?
風邪ひくよ。
しもやけになるよ。
「ううっ、寒い……」
え?
弘美ちゃん、なんか顔色が悪く……。
爪も青いよ?
って、弘美ちゃん!?
弘美ちゃんが凍結したーーーっ!!
どーすんのよこれ!!
子供達だけしか家にいないのにーーーっ!!
子供達をいったんアウターに着替えさせ、「暖める」コマンドを実行させようとすると……。
「うう……」
弘美ちゃん、自力で生還。
しかし、パラメーターが激減。
どうやらこれで凍死することもある様子。
とりあえず、無事で何より。
ちょうどそのとき、家の中からさっきの人が出てきました。
「お前、さっき雪に埋もれてたけど、大丈夫か?」
「げ……」
竹中樹君です。
「どうしてあんたがここにいるのよーーーっ!!!」
バシャッ
「ちべてっ!」
弘美ちゃん、怒りの「コップの水をかける」
「どうしてって言われても……」
「もうっ! これじゃあ、引越しした意味がないじゃない!!」
弘美ちゃん、それより早く家の中に入ろうね……。
今度凍結したら、あなた死ぬよ。
「実の娘に会いに来て、何が悪いんだよ……」
さすがの彼も、水をかけられた後では、鬼顔です。
鬼顔のまま、結衣ちゃんとおしゃべり。
「おじさんいらっしゃい。結衣と一緒に、雪だるま壊しする?」
「いや、さからさ。俺はおじさんじゃなくて……」
弘美ちゃん、凍えた体を暖炉で温めます。
こんなとき、暖炉ってうれしいですよね。
肌色はまだ悪いけど。
「あのさ、話があるんだけど。てか、ほんとにお前大丈夫? 風呂であったまった方がいいんじゃない?」
「らーらーらー! 聞こえません!!」
空腹値もやばいのですが、とりあえず寝ておかないと何もできないので、弘美ちゃんは暖かいベッドに入ってもらいました。
シムの家は何もしなくても冷暖房完備のようなので、これでもう安心です。
夜になって。
壊れた雪だるまと会話する誰かが。
ペンギンです。
流氷に乗って、はるばる南極から会いに来てくれたようです。
雪だるまに。
「クルルコケー」
ごめんね、ごめんよ。
そのお友達は壊れちゃったから、もう何も話せないんだよ……!!
子供達が、昨日の夕ご飯の残りを用意してくれました。
樹君と一緒に食べることになりました。
「で、話って何」
「その……。結婚してくれねぇかなって……」
「その言葉、せめて大学時代に聞いときたかったわ。いまさら言われても、しらけるだけよ」
「でもさ、今言わないと、このあとないだろ。俺には」
「ねぇママー。宿題見て。私のまだ終わらないの」
「いいわよ」
結局、弘美ちゃんは樹君とたいしたお話しはしませんでした。
弘美ちゃんの食べ残しは、もったいないので結衣ちゃんに食べてもらいました。
「はむはむ。一日たっても、これおいしー」
「その食べ方は、どっちに似たんだろーな……」
その日の晩は、樹君は早くに帰りました。
2007
弘美ちゃん、内職を始めることにしました。
地下ガレージを拡張して、仕事部屋を新設。
これで、蓄えは全部尽きました。
これからは、自力で稼いでもらいます。
「ブーケ作りって、ちょっと憧れたことがあるんだー。楽しみ!」
と、電話が鳴ったので出てみたら。
「樹君? 何で電話してきたの。お話はもう終わったでしょ?」
結局午前中の半分は、樹君との空回りな電話のやり取りで過ぎてしまいました。
その頃のころ。
真美ちゃんのベッドで瞑想中。
シムのベッドに登らないようにしつけないといけないですね。
これじゃあ、真美ちゃんが寝れません。
子供達が嬉しい知らせを持って、学校から帰ってきました。
「ほらほら! とうとうやったよ、A+!!」
「さすが真美! えらいえらい!! やっぱりパパの娘ね!」
続けて、結衣ちゃんも。
A+と新しいお友達を連れて帰ってきました。
雪も積もっていることですし、雪合戦で遊んだらいいですね。
というわけで、真美ちゃんは早速友達と雪合戦。
活発な子ですね。
「ブーケ作りって、意外と肩がこるのね……」
弘美ちゃんがお風呂でゆったりしていると……。
「さぶっ!」
え……。
真美ちゃん、顔色が紫!?
えぇええ~~~~!!?
またか!
でもどうして!?
まだそんなに長い間、外にいなかったと思うんだけどっ!?
まさか、上の方で雪だるまを作ってた結衣ちゃんも!??
すでに凍ってました……。
この後、怒涛のごとく「子供を凍えさせる親なんて信じられません!」みたいな警告が出て、福祉指導員が真美ちゃんと結衣ちゃんを連れて行ってしまいました……。
これはさすがにあんまりなので、リセット。
今朝からやり直しです。
今度は、学校から帰ってきたらすぐに、子供達を家に入れました。
そこでふと思いついて、天気予報を見てみると……。
「今外は凍えるような寒さです。夜には雪が降るでしょう」
凍える……。
ほんとに凍ったよ。
どうやら、外の気温が低すぎたせいなんですね……。
これからは雪が降っても、気温が低すぎたら外で遊ばせないようにします。
プレイヤーはそんなに冬が厳しくない所在住なので、冬の怖さというものが認識できていなかっただけなのかもしれません。
「ごめんね、真美、結衣」
「ママどうして謝ってるの?」
むしろ、プレイヤーが三人に土下座したい。
他にも色々悪いことしちゃったしね……。
いくら願望に出していても、それにほいほい従っちゃうのはまずかったね……。
子供が福祉指導員に連れて行かれた時の(プレイヤーの)気持ちがまだ落ち着かなくて、かわいい子供達のために、ベリーパイを焼くことにしました。
寒い外なんかより、あったかい出来立てケーキを食べようね。
ところが、そのベリーパイから出火。
「ちょおっと! なんでぇーーー!!?」
もはや、(プレイヤーの)日ごろの行いが悪いからとしか言いようがない!
何でこんなときと、校長を招待する日に限って火事が起きるんだっ!!!
「ママ、さっきまでいい匂いがしてたと……。ええーーーーーっ!!」
「結衣、危ないから来ちゃダメーーッ!!!」
「ばうばう!!」
結衣ちゃんところまで来て、台所は騒然。
幸い、警報機をつけていたので、すぐに消防士さんが来てくれました。
消防士さんって、オブジェクト無視の属性が付いていたんでしょうか。
机と椅子の間をスーッとすり抜けて駆けつけてくれました。
「ころ、ころ!?」
ころの目が死んでます。
よっぽどショックだったんでしょうね。
とりあえず、火に驚いて家出しなくてよかったです。
「ねえママ。これA+とったご褒美? ちょっと焦げてるけどね」
「うん……。まあ、そんなとこ」
お風呂に入っていた真美ちゃんは、火事の事に気がつかなくてすみました。
弘美ちゃんの方は、今日一日いろんなことがあって、すでにお疲れ気味。
「うわあ! ねえ結衣ちゃん見て見てー! また雪が降り始めたよー」
うんうん。
でも、外には出るな。
また凍るから。
もう雪はこりごり。
春が待ち遠しい。
ころがまた真美ちゃんのベッドに登っていたので、しつけ。
「どうしてまた真美ちゃんのベッドに乗るの! ころにはちゃんとベッドを買ってあげたでしょー」
「くうん……」
心地よさでも違うんでしょうかねぇ。
それとも、単に真美ちゃんが好きなだけ?
「ふう。やっと一日が終わる……」
引越し三日目も、色々と大変でした。
明日は、落ち着いた一日になるといいですね。
ころも、自分のベッドでおねむです。
おやすみなさい。
2007
早くに寝たので、六時には目が覚めてしまいました。
ドールハウスで遊ぶ、姉妹。
ところが、外は大雪。
特にとんがり屋根、すごい雪の積もりかたしてます。
あれが落ちてきたら、怖いな。
大雪のために、学校がお休みになりました。
「やったーーーーっ!」
手を叩いて大喜びの結衣ちゃん。
「わーい! 宿題も昨日のうちに終わらせたから、今日はいっぱい遊ぶぞー!」
「しかも今日金曜日だから、三連休じゃない!?」
真美ちゃんも大喜び。
弘美ちゃん、天気予報を確認。
「厳しい寒さか。でも、ちょっとくらいならお外で遊ばせても、大丈夫よね」
ところが、その認識は甘かった……。
真美ちゃんはお外へは行かず、結衣ちゃんの部屋でリラックス。
「外、寒そうだな~」
結衣ちゃんは早速、
「スノーエンジェルー! わはは、きれいに型が取れたっ」
フリーウィルで遊ばせてれば、寒くなったら勝手に家に入るだろうと、そのときは思っていたんです。
結衣ちゃん、次は雪だるまを作り始めました。
「ゆーいーちゃん。あっそびっましょ♪」
「待ってー。これ作ってからー」
結衣ちゃん、結衣ちゃん!
顔が真っ青!
早く家の中に入りなさい!
行動をキャンセルさせたんですが、雪だるま作りをやめてくれません!
カチーン
また凍ったぁぁぁぁぁぁ!!!!
なんでよーーーー!!!!
「結衣ちゃんが大変!」
真美ちゃんが、フリーウィルで取り出したもの。
それは、ドライヤー。
なるほど。
しかしときすでに遅く、またもや社会福祉指導員が現れて……。
リセットです。
子供は一回凍ったら、もう終わりですね。
もう嫌と言うほど、冬の怖さを思い知りました。
もうちょっとだって、お外に出したりしません。
「せっかく雪が降ってるのにぃ」
「ダメよ! ママは許しません!!」
おとなしく、家の中ですごしてもらうことに。
朝食の後は、弘美ちゃんはせっせとブーケ作り。
生活は、苦しいです。
さて、今日は真美ちゃんの誕生日。
お友達を呼んで、ささやかな誕生パーティーを開きました。
「真美、お誕生日おめでとー!」
「さあ、願い事を決めて、ろうそくを吹き消して!」
「えへへー。じゃあ、いくねー」
ああ、かわいい時期ももう終わり。
ティーンなんてほとんど大人ですもんねぇ。
子供は成長して、どんどん親から離れていく。
ママの弘美ちゃんは、それがちょっぴり寂しい。
「わお! これが私!?」
素敵なレディーになりました。
後で服を買いに行こうね。
こうしてみると、彼女は弘美ちゃん似のようですね。