2007
突然ですが、マックスが仕事に就きました。
お父さんの安月給だけでは、とても生活していけなかったので。
犬にも養われている河内家です。
夜遅くに帰宅。
ご苦労様です。
さて、真鈴ちゃんと花梨ちゃんが大学に行く日が近づいてきました。
こうして家族が居間にそろうのも、あとわずかの間だけです。
なので、今日は家族そろってお出かけすることにしました。
もちろんマックスも一緒。
やってきたのはこちらのペット公園。
公園でのんびりしようというわけです。
ところが。
のんびりとは程遠い、公園の混乱。
猫はベンチで爪とぎしてるし、動物同士の喧嘩が起きてるし、すごい騒乱です。
お父さん、喧嘩を応援してる場合じゃありませんって! 止めなきゃ!
勝負あったようです。
喧嘩しているのも猫達でした。
喧嘩が終わったところで、ようやくのんびり……と思ったら。
花梨ちゃんが弟の頭をつかまえて、ぐりぐり。
「えーいえーい」
「いたたっ! やめてよ~」
「ふー」
お母さんは、やる気なさすぎ
お父さんは屋外の調理台で、スパイシーなタコスを焼きました。
どっかの知らない高校生と一緒に食べます。
家族のぶんもせっかく焼いたのにな……。
子供達はベンチでぶらぶら。
こっちは枕たたき。
おーい、タコスが冷めちゃうよ!
ようやく真鈴ちゃんとお母さんが食べてくれました。
残りのタコスは、公園に遊びに来たほかの人に取られてしまいました。
と、食べ終わった真鈴ちゃんに裕也君が近づいたと思ったら。
バッシーン!
「姉ちゃんのばか!」
「なにすんのよ、このチビ!」
ベッチーン!
またこの二人は喧嘩です。
これで終わりかと思いきや、
「きいいいぃぃぃーーー!」
「むがーーーっ!」
とうとう取っ組み合いが起きました。
「こらー! 二人ともやめなさーい!」
お母さんの制止もむなしく。
真鈴ちゃんの勝利。
「ふん! お姉さまに逆らったらこうなる運命なのよっ」
「うう、くそぅ」
「ふふん」
「今に見てろよ……」
とんだお出かけになってしまいましたね。
ということで、真鈴ちゃんと花梨ちゃんは大学へと進学するのでした。
詳しくは、キャンパスライフ第四期で。
2007
真鈴ちゃんと花梨ちゃんが大学へ行ってしまった河内家です。
意地悪な姉から解放されて、悠々とお風呂につかる裕也君。
彼ももうすぐ大学へと行かなきゃいけないのですが、その前にもう少しティーン時代を楽しんでもらいたいと思います。
というわけで、夜のダウンタウンにくりだしてみました。
「地下室0のナイトクラブ」にやってきた裕也君。
大人みたいに、バーに座ります。
飲めるのはノンアルコールだけだけど。
ナイトクラブにそぐわない人が来た!
ミセス・クラップルボトム夫人です。
そういえばこの前、吸血鬼にかまれてヴァンパイア化してましたが……。
見たところ肌の色も元通りになっていて、どうやら普通に戻ってるように見えますね。
さすがミセス。無敵ですね。
ナイトクラブにそぐわない客その2。
近所の野良猫が入り込んだようです。
なかなか気品にあふれた様子で、ソファーを陣取る猫。
ところが、このナイトクラブ。
場にそぐわないのは裕也君のほうだったかもしれません。
なんか、年寄りばかりですよ、ここ。
若い子がいると思ったら、所帯持ちだし。
ミセス……。あっ! その構えは。
どうやら、ヴァンパイア化は直ってなかったみたいです。
ミセスはどうやったら元に戻せるんでしょうかね。
年寄りだらけのナイトクラブを後にして、「ロドニーの隠れ家」に場所を移しました。
そこで誘われたカードゲーム。
ようやく素敵な女性とめぐり合いました。
だいぶ年上だけど。
大人の魅力ですね。
もう一人、素敵なお姉さんがやってきました。
裕也君、なかなかうれしそうです。
もっとも、この後大負けして、チップをごっそり取られました。
どうやらカモにされたようです。
結局、最後はロブスターを一人でもそもそと食べて、裕也君のダウンタウン訪問は終わり。
彼女の一人にも出会えない、なんとも寂しいティーン時代最後の日なのでした。
2007
真鈴ちゃんと花梨ちゃんが、それぞれお婿さんを連れて、大学から帰ってきました。
家族が増えるにあたって、お引越し。
前の家は、ちょっとプレイするのに勝手が悪かったので。
一階はこんな感じ。
2階はこんな感じ。
実際の建築を元に建ててみたので、かなり住み心地がいいです。
さあ、新居に着いたら早速結婚式です。
まずは真鈴ちゃんとサトル君から。
「もうこれで、浮気とかはできなくなるね」
「うっ!」
ロマンス願望の真鈴ちゃん、とうとう年貢の納め時のようです。
ゲストには、お婿さん側の親族。
それから、大学時代の友達も呼びました。
サトル君の友達、牛やラマやゾンビ達も呼んだのですが……。
ラマや牛達、フォーマルに着替えると着ぐるみは脱いじゃうんですね。
残念です。
「ねーねー。子供が生まれたら、浮気をやめるってのはどう?」
「だめ。今からやめなさい」
往生際の悪い真鈴ちゃん。
家族願望にでも変身するしかないですかねぇ。
でも、家族的な真鈴ちゃんというのも、想像しづらいですが。
結婚式そっちのけでブランコをする、ゾンビと花梨ちゃんのお婿さん。
次は君が結婚する番なのに。
ロマンス願望にとって、結婚は悪い思い出らしい……。
束縛を嫌う生き方ですからねぇ。
結婚式を挙げた真鈴ちゃん。
そのままケーキカットに進みます。
ちゃんと、フォークで食べさせてあげました。
だらしない性格の彼女ですから、てっきりケーキわしづかみで口の中にねじ込むとばかり思っていました。
意外。
どういう基準で、フォークを使うのか使わないのかが、決まっているんでしょうね。
ケーキがみんなに配られて、食堂で皆と食べることに。
見知らぬ顔のゲスト達は、きっとラマや牛の中の人ですね。
家の前をたまたま通りかかった人も、なぜかケーキを食べにきていました。
ゲスト達がケーキを食べるのに忙しい頃、花梨ちゃんの結婚式が始まりました。
ゲスト達もぞろぞろ家の中から出てきます。
花婿の真治君も当然やってきましたが、なにやら難しいお顔。
ようやくアーチのところにやってきたと思ったら……。
なんですか! そのフォーマル衣装は!
どうやら、フォーマル服の設定を忘れていたようです。
生涯最大の晴れの席で、こんなアンバランスな服装になってしまいました……。
「さ、指輪交換ですの」
服装はともかく、結婚式の始まりです。
ところが。
真治君、険しい顔。
「やだ! 俺、結婚したくない!」
「えっ!?」
真治君、土壇場で結婚破棄!
そうです。実は真治君、花梨ちゃんに対して激怒状態になっていたのです。
大学卒業パーティーのとき、真治君は花梨ちゃんの浮気の現場を見ていましたから。
「俺、まだあのときのこと、怒ってんだからな! 花梨が一生浮気しないって分かるまで、絶対に結婚しないからな!」
「……」
「そーゆーことだから」
真治君、この顔です。
さっさとブランコの方へ、遊びに行ってしまいました。
シムってどうしてこんなにブランコが好きなんだ……。
「しゅーん……」
さすがの花梨ちゃんも、これは大打撃。
挙句の果てに、花梨ちゃんも真治君に対して激怒状態になってしまいました。
「ううっ。完全な恥さらし者になってしまいましたの! この借りはきっと返す……ですの!」
いや、これ以上二人の間の溝を広げず、修復する方に躍起になってくださいよ。
翌日、お父さんのブランコを押してあげながら、一考する花梨ちゃん。
とりあえずは、真治君と話し合ってみるのがいいかもしれません。
「昨日のご破談結婚式、今頃プリーザントビュー中のうわさになっているだろうなー……」
「私は構いませんの! いつかきっと、真治君と結婚して見せますの!」
「これだけ苦い薬を飲ませとけば、花梨ももうちょっと大人しくなるだろうな。……なってくれるといいんだけど」
真治君には真治君なりの考えが……あると思いたい。
みんなで朝ごはん。
「大事なものは、金庫に入れて鍵かけとかなくちゃダメよ」
サトル君に防犯の必要性を語るお母さん。
子供達が大学から帰ってくるときに、どっさりお金を持って帰ってくれたので、河内家は一気にお金持ちになったのです。
前は飼い犬のマックスにさえ、養ってもらっていた体たらくだったというのに。
マックスは、裕也君が引き取っていきました。
一方、首尾よく結婚をした真鈴ちゃん。
「……できちゃったかも!?」
ロマンス願望は赤ちゃんができるのを恐れることもあるのですが、このときの花梨ちゃんにはその恐れは出ていませんでした。
「うわー。やっぱりだぁ。というか、この妊婦服の紫って、全然私に似合ってないよー」
ロマンス願望の彼女にとって、こんなに色気のない格好をしないといけないことの方が、大打撃かもしれません。
2007
「浮気やめる気になった?」
「まだですのー。こうなったら、浮気を認めさせるまで、私説得をがんばりますの!」
めちゃくちゃなことを言って、また真治君を困らせる花梨ちゃんです。
そんなことやってると、いつまでたっても結婚できませんよ。
さて、家族の人たちが、あまりに前に飼っていた犬マックスを恋しがるので、新しく犬を飼うことにしました。
ポメラニアンのマルちゃん、メスです。
「マルや! マル!」
一番喜んだのは、真里恵さんでしょうか。
朝も早速パジャマのまま、マルと遊ぶために表に出てきました。
だから、その格好で外には出てくれるなと何度言ったら……。
プリーザント中のうわさになってても、仕方ありませんよ、これじゃあ。
「わん!」
棒切れを投げてもらうマル。
マルも、家族の中で真里恵さんが一番好きです。
テレビだって見ちゃう、おりこうさん。
あと、鏡に映った自分の姿に吠え付くのも好きです。
マルが家に来た翌日。
「う、産まれるかもー!!」
真鈴ちゃん、陣痛です。
居合わせた家の住人達。
お母さん、今日もまだパジャマです。
「真鈴ー! ファイトよー!!」
「あがが……。もうだめ、死ぬーっ!!」
苦悶すること約一時間。
ようやくかわいい男の子が生まれました。
早速お父さんのサトル君に渡します。
「はい、赤ちゃん」
「え? 俺が抱くの?」
なぜならば、真鈴ちゃんは……、
もう一人……。
双子です!
こちらは女の子。
プレイヤーにとっては計算外の展開です。
真鈴ちゃんと花梨ちゃんにそれぞれ一人ずつ子供ができて、夫婦三世帯八人家族を目指していたのですが。
困ったなぁ。
これは、真鈴ちゃんたち家族には、独立してもらわないといけなくなりました。
「赤ちゃん……。孫ができたわ……」
真里恵さんも大喜び。
双子の世話は大変ですから、この子達が大きくなるまでは、真鈴ちゃんたちにはこの家にいてもらうことにしましょう。
「赤ちゃんて、こうやって抱くのかな。ね、お母さん?」
「それでよかった……と思うわ」
なんだか、真鈴ちゃんが母親ってのが信じられない。
子供を抱く姿が、なんとなく似合っていません。
真鈴ちゃん、ちょっと童顔だからかな。
双子の子供達は、男の子が尚也(なおや)、女の子が奈夜(なよ)と名づけられました。
二人とも、真鈴ちゃんの瞳と容姿を受け継いでいます。
サトル君の遺伝子も入っているはずですが、その存在がさっぱり感じられません。
こちらが奈夜ちゃん。
本当に兄妹そっくりの顔です。
そして、出産の会った日は、俊介さん、真里恵さんのお誕生日でもありました。
すっかり忘れていたので、18時になったとたんに、その場で成長です。
俊介さんも。
「これで仕事を引退して、絵に打ち込めるぞ~!」
そういえば、絵画が趣味でしたね。
さて、新米ママ真鈴。
実はオムツを替えるのが大の苦手だったようです。
恐れが叶ってマイナス。
子供はかわいくても、こればっかりは勘弁ってことでしょうか。
サトル君とシンクロ。
「おやすみー、尚也」
「おやすみー、奈夜」
翌日。
初火事。
「わー! わー!?」
出火原因はお父さん。
「いや、だからね! チーズサンドを焼こうとしたら、コンロが突然火を噴いて……!」
後ろでお昼ご飯を食べている真鈴ちゃんとサトル君は、全然気づいていません。
消防士さん到着。
チーズサンドを救出です。
アラーム設置しといてよかった。
花梨ちゃんと真治君。
ようやく手をつなぎあえるくらいまで、仲直りしました。
でも。
「私、結婚式での恨みは忘れていませんの!」
「俺も、あの浮気のこと、忘れてないんだからな!」
まだまだ、道のりは遠そうです。
双子が双子のお世話。
子供達もすくすく成長していきます。
「はー。いっぺんに二人も生まれるんだから、本当大変だったよ。でも、効率は良かったかもね」
「だあ」
赤ちゃんがいると、シムたちは指示しなくてもお世話を焼いてくれますが、ミルクを過剰に飲ませようとするのは、やめてほしいと思います。
2007
双子のお誕生日です。
まずは尚也君から。
尚也君の成長した姿を撮ってませんでした。
仕方ないので、次は奈夜ちゃん。
おばあちゃんに抱っこされて。
成長した奈夜ちゃん。
髪の毛がありませんでした。
尚也君も髪の毛がなしで成長してしまいました。
一体どこに、髪の毛を忘れてきてしまったんでしょう。
早速鏡で髪型を変更、というか髪を生やしてあげました。
こちらが尚也君。
こちらが奈夜ちゃん。
二人とも、八の字眉です。
言葉のお稽古。
「熊さんて言ってごらん。くまさん」
「くまた……?」
奈夜ちゃん、熊さんなんて見たことも聞いたこともありません。
なぜなら、
この家にあるのは、牛さんだけです。
一方のこの二人。
「じゃーん!」
真治君、人生で二度目のプロポーズ。
「私、まだ折れたわけじゃないけど、もらえるものならもらっておきますの!」
順調? です。
こちらもお話の稽古。
おまるを教えた後、移動の暇すらも惜しんで、トイレで英才教育。
赤ちゃんの頃も過剰に構いすぎる傾向にあった大人たち。
幼児に成長しても、それは変わりませんでした。
皆が皆、子供を抱こうとするため、いったんベビーベッドの中に入れても、他の大人が「抱き上げる」
子供達、何度もベッドの中に入れたり出されたりして、なかなか眠れません。
そんなうっとおしい幼児期もあっという間に過ぎて、早くもお誕生日。
まずは尚也君。
みんなに見守られて、いざ成長!
こんなになりました。
髪型が似合っていないので、あとで変更します。
お次は奈夜ちゃん。
叔父さんに抱っこされて。
尚也君とほぼ同じ顔なので、大きくなったときの顔は大体想像がつきますが。
成長の瞬間は、やっぱりドキドキ。
はい成長。
こちらもあとで髪型を変更します。
変更後の双子達。
なかなか可愛らしくなりました。
子供達も手がかからなくなったので、真鈴ちゃんたち家族には、独立してもらうことになりました。
サトル君の実家だった家にお引越しです。
さあ、あとは花梨ちゃんと真治君が結婚してくれれば、河内家も安泰なのですが……。
どうなることやら。