The sims2のプレイ日記
2007
シーズンズ導入に伴い、誰もが一度は夢見るだろう、自給自足生活を送ってみようと思います。
というわけで、こちらのご夫婦に登場いただきました。
■畑山 剛(はたやま つよし)
家族願望
生涯願望:20人の違うシムとウフフする
■畑山 里子(はたやま さとこ)
知識願望
生涯願望:マッドサイエンティストになる
お家はこちら。
紹介するまでもない、小さな家です。
自給自足生活を始めるにあたって、プレイに以下の「縛り」をもうけます。
・お金のチートは使わない
・その他のチートも、家建設、バグ解消以外では使わない
・冷蔵庫は買わない。必要な食材は自家菜園から!
(諸事情により、01からこのルールは撤回してます)
・当然、食料配達も頼まない
・仕事を持つのはOK(畑仕事が忙しくなれば、仕事はやめざるを得なくなると思うけど)
・生命存続の危機に陥ったとき→あくまで放置
(夫婦同時に死ぬことはないと思うので、夫婦関係を常に良好に保ち、生き残っている方が死神に、愛の力で勝負を挑んでもらいます)
・最終目標1→よく手入れされた畑、果樹園、池を持ち、プレイヤーが理想とする小さな可愛いカントリーハウスを造る
・最終目標2→子供をもうけて、立派に育てる
以上です。
あと、追加ルールとして、万が一片方が死んでしまったら、復活の呼び鈴で仕切りなおして、また一からやり直そうと思います。
だって、残された方が一人ぼっちで生活を続けるなんて、可哀想ですからね。
PR
2007
リバーブロッサム・ヒルズ、142 リバーベンド ロード。
3×3の区画に建てられた、巨大な池を持つ小さなあばら家。
ここから、畑山家のすべてが始まります。
所持金20000$ではこれが精一杯。
畑を作りたかったんですけど、季節は冬。
しかも温室建設はバカみたいにお金がかかるので、もう少し生活が潤うまでは購入できません。
夫婦には、早速魚釣りを始めてもらいました。
でないと、今日の晩御飯も食べれません。
冬の間は、この池の魚が生命線となります。
「あら? あらら?」
お、早速里子さんの竿が引きました!
晩御飯一号ゲットなるか?
「長靴……」
しかもサイズは27です。
……それは、食べられませんねぇ。
いよいよとなったら、非常食くらいにはなるかしら。
「みてくれ、ハニー! ナマズが釣れたぞ!!」
剛さん、ようやく一匹釣り上げました。
これで、今日一日は余裕で生き延びられますね!
魚を釣って、ふと思ったのは料理スキルのレベル。
レベルが足りなくて、魚を調理できないと飢え死になので、料理の勉強をさせることにしました。
4レベルくらいあれば、大丈夫かなぁ……。
でも、魚釣りは剛さんの方が才能ありそうなので、料理の勉強は里子さんに任せることにしました。
里子さんは知識願望ですしね。
ところで剛さんは家族願望なのに、生涯願望「20人の違うシムとウフフする」を出していたのですが。
これ、ロマンス願望が出す生涯願望じゃないですか?
バグなのかしら。
あとで、リニュー・ユー・センソオーブで変えとくことにします。
自家菜園で満たされるような生涯願望を出してくれるといいけどなぁ。
剛さん、釣竿を強く振りかぶりすぎて、足を滑らせました。
大丈夫かなぁ。
あなたの釣りの腕が、夫婦二人の命を支えるんですよ。
がんばってくださいね。
お昼頃、引越しの挨拶に、ご近所さんがやってきました。
三人とも、中嶋家の人々です。
「これはこれは、初めまして。お寒いところをようこそ!」
「こちらこそ。お互いお隣さん同士だし、何か困ったことがあったら言って下さいね」
お客さんが来てくれたのはいいのですが、今の畑山家には、お客さんをもてなすような料理は出せません。
これまで釣った三匹のお魚は、畑山家の大切な食料です。
でもまあ、お客様はお客様同士でお楽しみのようなので、もてなす必要はなさそう……。
というか、畑山夫婦、まだ一度もいちゃついたことがないなぁ。
それどころじゃないってのが、理由だけど。
お客さんの対応もそこそこに、剛さんはまた釣りです。
「うほっ。今日はナマズが大漁だな!」
ナマズしかいないんですか、この池は。
と思ったら、オオクチバスが釣れました。
でも、小ぶりね。
中島さんちの旦那さんも、釣りに加わってきました。
「釣りって、始めてみると意外と楽しいものですねぇ」
「そうですか? はは……」
あなたには趣味の遊びでも、畑山家にとっては、生きるために必要な労働です。
あ……。
なんか雪がちらついて……。
寒そう。
って、池がーーーーーーー池が凍ったぁーーーーーーー!
なんてこった。
畑山家の冬の生命線が……!
引越し一日目にして、いきなりピンチか!? 自給自足生活リタイヤか!!?
とりあえず、釣りさえできなくなってしまったので、剛さんには新聞で仕事を探してもらうことにしました。
現在の所持金52$。
いざとなったら、ピザの宅配で急場をしのがねばなりません。
お金が必要です……!
金さえないぞ、今の畑山家。
お客様たちは、相変わらず自分達で勝手に盛り上がってくれてます。
というより、中嶋夫妻がラブラブ過ぎです。
負けじと、畑山夫妻も。
「ハニー、僕からのプレゼントだよ……」
「まぁ、ダーリン! 私、うれしいわ!!」
今日初めての夫婦の会話。
プレゼントの中身は、今日剛さんが釣ったお魚三匹と長靴一組ですが。
でもやっぱり、中嶋夫妻には負ける。
あなた達、わざわざここに何しに来たんだ。
日が暮れました。
実はこの家、照明器具はテレビだけです。
ここまで来ると、自給自足というより、もはやサバイバル。
「今日は本当に、来ていただいてありがとうございます。私達、これから夕食なので、さようなら」
「あら、私達はお構いしませんけど……」
すみませんが、他人に食わせる食料はないんです。
ところで、冷蔵庫がないと食事がいっさい作れないことに初めて気がつきました。
そういえば、料理するときって冷蔵庫から食材を取り出しますよね……。
仕方なく、ソファーを売って冷蔵庫を買いました。
冬の間、冷蔵庫の食材が持ってくれればいいのですが。
「とりあえず、今晩はダーリンが釣ってくれたナマズを料理しましょ」
今日初めて口にする食べ物です。
「やあ、君は料理上手だな! あのナマズがこんなことになるなんて!」
「ダーリンが釣ってくれたお魚、大事にしまっといたわ。あと、長靴を売って、台所の照明も買ったの」
「君は料理上手だけじゃなく、やりくりも上手だね!」
池に落ちてた長靴、一足15$でした。
「次は、トイレの電気を買いたいわ。暗くって、便器にはまりそうなんだもん」
食べ残しのお皿は、大切に冷蔵家にしまっておきました。
あと4皿分も残ってます。
きらめく料理は満腹度が大きいので、一日一食くらいでもお腹が持ちますね。
こうして、畑山家の第一日目は終了です。
二人とも、お疲れ様。
明日から、また色々大変です。
2007
朝です。
雪の日でも元気にジョギングしている女性を見つけたので、ご挨拶。
「初めまして。昨日ここに越してきた畑山です」
「こちらこそよろしく」
この女性は、デフォルト家族の一人、アレクサンドラ・オマッキーさん。
なんでも、旦那と子供を捨てて、伝説の海賊になるべく一人家を飛び出した、どこかのゴム人間みたいな女性です。
どういう家族設定だ。
お客さんに挨拶したとはいえ、今日も畑山家は朝から料理の勉強中。
「……」
挨拶しただけで放置されたアレクサンドラさん。
トイレを借りたあと、手持ち無沙汰に突っ立ったままです。
ごめんね、構ってあげられなくて。
ふと外に目をやると。
うわーい!
池が復活してる!!
早速釣りを開始です。
魚は食料になるだけでなく、売ればお金にもなりますから。
また足を滑らせる剛さん。
しっかりしてくださいよ、ほんと。
この季節、池ポチャしたら、しゃれになりません。
どこかの野良犬がやってきました。
しかし、1$でも貴重な畑山家。
おやつなんて、絶対あげませんよ。
それでもまだ、物欲しげにうろうろする犬。
犬は……食料にはできないしなぁ。
アレクサンドラさん、巨大ナマズを吊り上げました。
うらやましいです。
さて、剛さんの夜勤の時間がきました。
「ハニー、今日のプレゼントはこれだよ」
ナマズ2匹にオオクチバス大小一匹ずつです。
「ありがとう! ダーリンも魚釣りがうまくなってきたみたいだから、お魚の何匹かは売って、お金にするわね」
「ああ。家計のやりくりは、いっさい君に任せるよ」
とりあえずは、必要最低限の照明がほしいですね。
暗いよ、家が。
剛さんが仕事に行ったので、里子さんは一人でお食事。
「ダーリンが仕事先で食べてきてくれれば、一食分助かるわね」
そしてお金も稼いできてくれるので、一石二鳥。
寝るまでにまだ時間があったので、里子さんも魚釣り。
朝に挨拶してから、ずっと放置されていたアレクサンドラさんは……。
「……」
暗い家の中で、里子さんの食べ残しを食べてました。
本当に、何のお構いもできませんで、すみませんね。
その食べ残しすら、実はといえば、冷蔵庫で保管しておきたかったんですけどね。
「何なのこの家。海賊しようにも、家の中にろくなものすらありゃしない。逆に何かを置いてあげたくなるくらい、何にもないわね」
とりあえず、壁紙と床が張ってあるだけ、まだましな家です。
「きゃっ!?」
里子さんも足を滑らせる。
やっぱり、釣りは剛さんに任せていたほうが、よさそうですね。
2007
夜勤からお帰りの剛さん。
午前二時をまわったところです。
「出稼ぎは、疲れる……」
まさにそんな感じですね。
温室は作らず、冬になったら出稼ぎで現金収入を得るのも、いいかも。
朝には、里子さんもご出勤。
卒業アルバムの編集のお仕事です。
行ったと思ったら、すぐにご帰宅。
二択で間違えて、クビになっちゃいました……。
「ぼーぜん……」
剛さんをたたき起こして、社交値がどん底の里子さんを慰めてもらいました。
「ドンマイ。仕事はまたすぐ見つかるよ」
「ありがと、ダーリン」
ところで、剛さん下着のまま寝ていたのね。
いちゃついた後は、中嶋さんちのおじいさんのゴシップで盛り上がる。
しかし、ゴシップネタがあるほど他人とは交流してなかったはず。
里子さんを慰めたら、剛さんは早速魚釣り。
「今日も冷えるなー」
しばらくして、釣りのブロンズバッチをゲット。
これで、レベルの高い魚も釣り上げられるようになるかな。
「今日は私もがんばるわ!」
里子さんも釣りに参加。
「よし。僕がお手本を見せてあげるよ! 君が釣った魚を今晩の飯にしよう」
「と!?」
お手本を見せるどころか、足を滑らせて転びました。
相変わらず、頼りにならない剛さん。
ところで、池に三匹しか魚影がないのが気にかかります。
数日前はもっといたはずだけど。
もしかして、魚の数って釣るごとに減っていくんですか?
餌とかあげて、養殖しないと、そのうち釣りもできなくなるんですか!?
だとしたら、どうしよう。
「またブーツ……」
ほんとに、サイズでかいですよね、それ。
こんなに離れても、夫婦は心で会話ができます。
「たまには、目玉焼きが食べたいわねーーー!!」
「冷蔵庫の食材は、特別なときしか使わないようにしようよーーーー!!」
むっちゃ怒鳴ってますが。
「ブーツしかつれないわよー……」
釣りの才能はからっきしな里子さん。
「よーし、釣ったぞ!!」
ナマズです。
「ダーリン! とうとう夕ご飯を釣り上げたわーーーっ♪」
大きなオオクチバスです!
二人じゃ食べきれないね。
「またまた釣ったぞ!」
見たことのない魚がつれました。
ニジマスだったっけ。
「いたぁ……」
調子に乗ってたら、足を滑らせる里子さん。
釣竿を大きく振りかぶりすぎです。
そろそろ夕ご飯の支度です。
「お塩を振って、ねぎを刻んで……」
じゅうじゅう、フライパンで焼きます。
「……」
夕ご飯といっても、剛さんは夜勤だから仕事先で食べるんですよね。
「……自分で釣ったお魚を、自分で食べてもつまんない……」
一人で夕食。
しかも、しみだらけの冷蔵庫が悲しすぎる。
お金をためて、まともな冷蔵庫が買いたいです。
寝るまでにはまだ時間があったので、再び魚釣りです。
「はあ……。疲れた」
凍えた体をお風呂で温める。
結局あれから一匹も連れませんでした。
剛さん、帰宅。
「お帰りなさいっ!!」
「えっ? 寝ないで待っててくれたの!? 今午前三時だよ」
せっかく待っててくれてたんだから、これくらいのご褒美はなくっちゃね。
ちなみに今夜の剛さんの稼ぎは、壁の電球ひとつに化けました。
高……。
2007
朝です。
「あら、雪」
何気にすごい下着の里子さん。
剛さんの下着は、ただのランニングシャツだけどね。
里子さんは新しい仕事先に出勤です。
今度はうまく行くといいね。
剛さんは天気予報をチェック。
「いや、お前のペンギンの悪夢とかいいから、今の外気温を教えてくれよ」
たまに天気予報士は、自分の話ばっかりして、予報を教えてくれないことがあるんですよね。
池も凍って釣りはできない。
そのうち雪も降り出して、積もって。
となれば、雪だるまを作るしかやることがありません。
「うー、さぶさぶ」
どこかの家族みたいに、凍結だけはしないで下さいよ。
「よしできた。ハニーは喜んでくれるかな」
「あー。雪だるまを作ったら、また暇になったなー」
ブーケ作りかおもちゃ作りの内職が出来たらいいんですけど、まだ作業部屋を作れるほどお金が溜まってないです。
稼いだお金は、とりあえず、家の照明器具代に回されます。
春になったら畑仕事をしなきゃいけないし、どのみち警備のお仕事には必要なんで、身体スキルをあげることにしました。
冬ごもり感抜群の生活です。
「汗臭っ!!」
あれ、おかしいな。
悪臭が好きっていう性格に設定したのに。
とりあえず、里子さんが帰ってくるまでにまたお風呂ですね。
帰宅してきた里子さんを、雪だるまがお出迎え。
「あら、かわいい!」
「でも一人じゃかわいそう。どれ、私も……」
凍らないように注意してくださいよ。
「はい完成!」
雪だるま2号。
「ダーリン。雪で遊んでたら、体が冷えちゃった」
「どれどれ」
「僕が暖めてあげるよ。冷たい手だね!」
「ありがと!」
本当に……。
これくらいしか楽しみがありません。
その後は、里子さんはお料理の勉強。
「ビーフシチューの作り方。でも、魚料理以外するのかしら。家って……」
そういえば、確かに毎日バスのすり身やナマズのフライばっかりですね。
「クルルコケー(君スキーやったことある? スキー)」
夜になって、ペンギンが雪だるまとおしゃべりにやってきました。
雪だるま作ると必ず来るな。
「くるるくるる(すもうとったら弱そうだよねぇ、君)」
雪だるまは聞き上手。
翌朝です。
犬のお散歩で、佐武弘美ちゃんが家の前を通りかかりました!
早速ご挨拶。
「初めまして。最近引っ越してきた畑山です」
「こちらこそ、よろしく」
「あらあら?」
ころが早速、雪だるまに特攻。
まあ、雪だるまなら壊してもいいよ。
ところで、これのことをすっかり忘れてました。
請求書です!
幸い、たいした額ではありませんでしたが、畑山家は現金貯蓄がほとんどない状態。
春になったら畑も作らなきゃいけないし、お金をためていかなきゃいけませんね。
さて、お客さんも来た事だし、お魚の蓄えもあることだし。
お料理を出しておもてなしです。
ころにもちゃんと、お皿を出してあげました。
里子さんの昨日の食べ残しだけど。
「お仕事って大変ですわね。弘美さんは、どこかにお勤めなの?」
「子供がまだ小さいから、母の遺産と内職で生計を立ててるんですの」
「まぁ、たいへんですね」
弘美ちゃん、食事の途中で立ったと思ったら。
「うわぁ! 雪がまた降り始めましたよ!」
「どうりで、寒いわけですね」
「あなたもご飯食べたら? ちゃんとお皿を上げたでしょ?」
特にドッグフードを食べるようにしつけはしてないんで、おなかが減ったら食べると思うんですけどね。
「奥さん……」
「え? そ、それは困ります。主人もいることですしっ」
弘美ちゃん、どうやらハグ魔のようです。
快活高くて社交的だと、だれかれ構わず抱擁をしてくるので、相手のシムはいい迷惑。
フレンドリーすぎて嫌われたら、元も子もないですよ! 弘美ちゃん。