The sims2のプレイ日記
2007
見たことも、あったこともない人から、里子さんに電話がありました。
「え? シム付き合い? 遠慮しますわ」
なんだったんでしょ、あの電話。
ていうか、誰よ、あなた。
溶けかけの雪だるまに、またペンギン。
「よしよし」
なでこなでこ
かわいいっす。
午前九時ごろ、ようやく春が来ました。
雪はまだ残っていましたが、早速畑を作って、肥料まきです。
どうしよう。
トマトを植えるには、まだ寒いかなと思ったので、とりあえず一列だけ植えて様子を見ることにしました。
剛さん、里子さんのことを思いながら畑仕事。
仲いいね!
「霜にやられなきゃいいけどなー」
うまく育ちますかね。
植えたら、すぐに芽が出てきました。
大丈夫そうですね。
お水をあげると、トマトの苗が生き生き。
スプリンクラーも設置したので、水がなくて枯れる心配はありません。
でも高かったよ、スプリンクラー……。
里子さんも出てきて、全面にトマトを植えます。
二人でやれば大丈夫そうだったので、畑を広げました。
しかし、もうちょっと計画的に広げればよかったかな。
資金面が心細くなってきました。
一面に散布する肥料10$、トマト一苗8$。
剛さんが仕事に行ったので、里子さん一人で畑仕事。
雑草抜きは、一人じゃ大変かも。
そろそろ、お勤めはやめなきゃいけないかもですね。
残りの畑にも、トマトを植える。
「春とはいっても、まだまだ風が冷たいわー」
剛さんがボーナスを持って、仕事から帰ってきました。
すぐに電話です。
「もしもし。春になったから、仕事をやめます」
剛さんも畑仕事に参加。
雑草は、むしってもむしっても、すぐに生えてきます。
夜になってもまだ畑仕事。
こりゃ、思ってたより大変ですね。
「疲れたろう?」
「ありがと、ダーリン」
妻をいたわる剛さん。
あ、蛍がとんでら。
まだ春の初めなのに。
「えい! えい!」
畑仕事を一休みして、蛍を捕獲。
捕まえて、部屋の明かりを消してみました。
黄緑色に光って、きれいですね。
「ありがとう。きれいだったわ」
蛍は逃がしてあげました。
命短し、です。
2007
朝起きたら、すぐに畑仕事。
働き者の夫婦です。
結局日が暮れるまで、働きました。
ふと気がつくと、敷地の隅に穴。
どこの野良犬の仕業でしょうか。
仕事を増やさないでほしい……。
「今日もお疲れ様」
「こちらこそ、お疲れ様」
今日初めて交わす、夫婦の言葉。
社交値が下がっていたので、友達作りもかねて、中嶋さんちのお父さんと電話でおしゃべり。
「よかったら、また家に釣りにでも来ませんか」
里子さんはクロスワード。
「チェスがほしいなぁ」
まだまだ、そんな贅沢は許されません。
「ねぇ、ダーリン。家のお金を数えてみたら6$しかなかったの」
「それじゃあ、また働きに出なくちゃなぁ。請求書が払えないだろ」
仕事探しですね。
お勤めにも行かなくちゃ行けないんですけど、畑は待ってくれない。
早くも、雑草がボウボウです。
翌日。
仕事から帰ってきました。
「ただいま~、おかえり~♪ 現金を稼いで帰ってきたよ~」
ただいまの歌。
早速畑仕事です。
「だめだ! 一人じゃ手が回らない。ハニー、早く帰ってきておくれ!」
遅れて里子さんも、仕事から帰ってきました。
休むまもなく畑仕事です。
日が暮れて、ようやく畑もきれいになりました。
あられが降ってきています。
さて、里子さん。
電話でこの人を呼びました。
ガーデナーズクラブの盟主さんです。
ガーデナーズクラブに入ると、たい肥や種が割引価格で手に入るのです。
早速厳しい入会審査が始まりました。
メンバー達が続々畑にやってきます。
「このトマトはよく手入れされてますね。害虫もいないし、栄養も十分みたいです」
そりゃそうですよ。
毎日休むまもなく、手入れしてきたんですから!
そして、審査の結果。
「弘美さん、聞いて! 私ガーデナーズクラブに、トップの成績で合格したの!」
しかも入会の得点として、1400$もいただいちゃいました。
入会審査で唯一の減点だったのは、このトマト。
病気になって、すっかりしおれちゃってます。
もう仕方がないので、たい肥として再利用することにします。
入会の記念として、願いの井戸ももらいました。
友、愛、金、三つの願いのうち、ひとつをかなえてくれる優れものです。
友もある。愛もある。
畑山家に唯一ないのは、現金。
「お金、お金をお願いします!」
おお、いい感じ!?
空から、1000$が降ってきました!
働き者夫婦には、福が来るのです。
今日は大もうけだわ。
ありがたい井戸のお水を飲みます。
願い事は一日ひとつ。
また明日も、お願いすることにしましょう。
2007
今日も夜が明ける前から。
お金が手に入ったので、また新しく種を買いました。
早速種植えです。
作物もだいぶ大きくなりました。
実がつくのはいつごろでしょう。
夜が明けて。
苗に害虫がたかって大変だったので、害虫対策にてんとう虫小屋を建てました。
てんとう虫が、害虫を食べてくれます。
しかし、かわいいてんとう虫でもこう数がいると、結構気持ち悪いですね。
てんとう虫だけでも足らないので、農薬も散布します。
マスクしないと、体に悪そうですね。
里子さんは釣り。
夕飯の食料が寂しくなってきたので。
また、ガーデナーズクラブのおばちゃんも呼んでます。
剛さんも、クラブに入会させようと思って呼んだのですが、入会審査をしたばかりだったので、審査は受けてもらえませんでした。
さあ、今日は里子さんが願いの井戸に祈ります。
「お金。現金くださいな~」
どさっっと1000$!
もうこれで、お勤めに行かなくていいですね!
というか、畑仕事が忙しくて、もう行けません。
「今日も魚料理?」
「だめよ、贅沢は。冷蔵庫のお肉なんかは、特別なときしか料理しないんだから」
冷蔵庫の食材が尽きても、食料配達は頼みません。
畑の作物は、料理できないんですかね。
トマトスープとか出来たらいいんですが。
ところで、このおばちゃん、何で風呂にまで入ってるんですか?
いくら会長でも、あつかましすぎです。
「さあ、今日のプレゼントだよ」
「まあ! いつもありがとう!」
中身はオオクチバス三匹と、ブーツ二足。
翌日も、起きてすぐに畑の手入れ。
害虫がたかっていたので、農薬散布です。
こう畑が広いと、てんとう虫でもカバーしきれないようですね。
その後は草むしり。
「ダーリン! 早く来て手伝ってよー!」
「そろそろ、子供のこととかも考えなきゃなぁ……」
トマトが収穫できるころになったら、食糧問題も解決されるでしょうしね。
「今日の晩御飯はちょっと趣向を変えて、ニジマスの詰め物よ」
料理する魚の種類が、変わっただけですが。
そして、忘れずに願いの井戸。
「ありがとーっ!!」
1000$ゲット。
何に使うべきかな。
とりあえずは、請求書か。
「少し余裕ができたから、君の買いたい物を買ってもいいよ」
「あら、でもジューサーは買っとかないと」
「買ってもお釣りがくるよ」
「じゃあ、考えておくわね」
畑仕事で、ついに金バッチを手に入れた剛さん。
植物とお話ができるようになりました!
「お前、元気がないなぁ。どうしたんだい? え? たちの悪いミミズが根っこをかじる? そりゃいけないな。明るくなったら、駆除してあげよう」
またもや、農薬散布。
なんか嫌な予感がよぎるんだよなぁ、この頃。
使いすぎだろ、農薬。
畑仕事に手がいっぱいで、気がついてみたら二人の願望値がぎりぎりでした。
デートで回復させることにします。
「そういえば、今まで一回もデートしてなかったわね」
「忙しかったからなぁ」
よそに遊びに行くような余裕は、ありません。
それでも、スローダンスなどしていいムードに。
そして、里子さん。
ためたお金で、台所用品を買い揃えました。
だいぶ素敵になったでしょ?
壁紙も明るい色合いのものに変えたら、部屋が前より明るくなりました。
居心地のいい我が家です。
2007
「お金! お金をお願いします~」
「なんか、即物的で醜いね。僕達……」
いや、でも必要なのは確かですから。
今夜も儲かりました。
ベッドでラブラブ。
子供、どうしようかと迷ったのですが、畑仕事の大変さを考えると、なかなか踏み切れません……。
妊婦さんは自分の生命維持だけで、大変になりますからね。
おおーーーっ!
トマトが実ったーーーー!!!
雑草もボウボウだ!
嬉しいんだか悲しいんだか。
とにかく、収穫です!
「家ではじめて実ったトマトよ!」
「トマトジュースがいっぱい飲めるな!」
トマトでスープが作れたらいいのに……。
虫がたかっていたので、剛さんは農薬散布。
ところが、どうも様子がおかしく……。
「げほげほ。やっぱり、マスクをした方がよかったのかな……」
あれあれ?
「なんか、僕の周りに農薬がまってない?」
「トーマト、トマト~♪」
里子さん、全然気がついてません。
ああーーーー!?
と思ったときにはすでに遅し。
「ええ~っ!? これ、僕~!!?」
植物シム剛、誕生。
植物シムになって、初めて彼がしたことは……。
「ごくごく。体が乾燥する……」
水を飲む。
見てみれば、彼の欲求パラメーターは「日光」、「水分」、そして、「愛情」。三つに単純化。
たしかに、すべて、植物を育てるには大切なものです。
……にしても愛情、か……。
ここが、ミソですね。
とりあえず、畑仕事に戻ります。
剛さんも収穫。
「どうしたんだろう。このトマトがだんだん、僕の子供みたいに思えてくる……」
「そうね~。このトマトは、私達の子供みたいなものね~」
「え……? どちら様?」
「ははは。夫の顔も忘れたのかい?」
ところが、知識願望の里子さん、反応はちょっと普通と違った。
「ダーリンだけずるいっ! 私も植物シムになりたいっ!!」
知識願望って、これだから……。
でもとりあえず、またこの人を呼びました。
「実は夫が緑色になってしまって……」
「まあ、それは大変ねぇ」
「この薬を飲めば、一発で治るのよ。今ならまとめ買いがお得! 会員価格で提供するわ」
「一応いくつか買っておきますわ」
3つ購入しました。
植物シムになって、「幸福の胞子」を飛ばせるようになりました。
効果を見るに、キンギョソウのブーケと同じ効果があるようです。
便利だな、植物シム。
「スプリンクラーの水がうまい!」
「ダーリンったら……」
植物シムなので、屋外にいれば「日光」は常にMax。
「愛情」は里子さんがいるので、問題なし。
「水分」もスプリンクラーの水に当たればOK。
ということで、疲れ知らずです。
これは、ものすごーく嬉しいかも。
さすが植物シム。
畑仕事のエキスパートです。
「いいな、いいな。ダーリンだけ……」
そのうち、里子さんもなれるんじゃないんでしょうか……。
そして、相変わらずガーデナーズクラブのおばちゃんは、用事が終わったら、家でやりたいほうだいしていきます。
2007
トマトの収穫は、丸一日かかりました。
夫婦でなんと、約340個です!
そして今日も願いの井戸で……。
って、なんか様子が変だぞ。
頭の上に、お金が降って来ました。
痛そうだ。
しかも、こんなに痛い思いして、得られたお金は50$。
でもうれしい。
現金だから。
「よかったわねー。痛い思いしても、50$ももらえたんだもんねー」
「ハニー、そりゃないよ」
日が暮れたので、剛さんの「日光」ゲージが下降し始めました。
これって、やばい? 剛さんが枯れちゃう?
剛さん、明日の日の出まで持ってくれればいいんですが。
里子さんは、早速トマトジュースを作るみたいです。
「採れたて新鮮だもの。きっとおいしいわ!」
ガガガガガガッ
「んぐんぐ。デリシャス!」
「トマトジュースって、結構おなかにこたえるのね。お腹いっぱいになっちゃった」
空腹ゲージが、ほとんど半分も回復しました。
「僕も、トマトジュース……。むしろ水分がほしい……」
「水分……。僕、もしかして共食い?」
植物シムは、空腹とか関係ないんでしょうかね。
このおばちゃん、まだいたの?
水風船を剛さんに投げつけようと、抜き足差し足。
多分、剛さんはよけないだろうな。
日光に関しては、温室用の照明器具を買ったので、問題解決です。
「紫外線……。気持ちいい……」
ふと思いついて、風呂に入れてみました。
これで、水分の問題は一発解決なんじゃね?
案の定、衛生ゲージが回復していくように、水分ゲージが満タンになりました。
植物シムは、寝る必要もないみたいです。
夜の間することがなくて、フリーウィルで台所中をぴかぴかに磨き上げた剛さん。
長い夜が明けました。
「日光ー! 天然の日光ーーーっ!!」
やっぱ、紫外線ランプじゃ、ダメ?
大喜びしたと持ったら、おもむろに、自分の頭に生えていた花を引っこ抜いて。
「好き……、嫌い……、好き……」
「植物は、僕のことが、嫌い……、好き……」
ぷちぷち
「植物は、僕のことが、好きーーーーーっ!!」
花占いかよ!
そんなことより、早く畑仕事しなさい!
放っておくと、何をやりだすかわかりません、こいつ。
「愛情ーー」
「はいはい、愛情ね」
あ、イチゴが実ってる。
そんな里子さんも。
「あら、なんか、煙たい……」
そうです。
「あらーーーっ!?」
とうとう念願の植物シムに。
これで満足か? 知識願望!
眉毛とメイクを変えました。
翠のアイシャドーに、うすーく頬紅。
なかなかかわいいです。
夫婦そろって畑仕事……。
これは、哀れむべき姿なのでしょうか。
病気みたいなものだよね、植物化って。
でも、これで一気に畑仕事が楽になったのは確か。
そして、剛さん。
またもお金の強襲を受けることに。
なんか、植物シムになってから突然ハズレばっかり、って感じがします。
里子さん、水分補給。
植物シムの欲求は、「日光」はともかくとして、「水分」は「衛生」、「愛情」は「社交」と置き換えて考えることができるようです。
それぞれの欲求の回復方法さえ分かってしまえば、こんなに扱いやすいシムはいません。
しかし、睡眠も食事も必要としないんじゃ、自給自足の意味が……。
しかし、植物シムの状態で妊婦になれば、飢え死にってことはないわけで。
「子供、作っちゃう?」
「そうだな。今なら君が妊娠して働けなくなっても、僕が一日中働けるわけだから」
植物シムは単為生殖もできるようなのですが、クローンを作っても仕方がないし。
ということで、妊娠を知らせるチャイムが鳴りました。
生まれてくる子は、普通のシムだったらいいな。
というか、普通のシムじゃなきゃ困る。