The sims2のプレイ日記
2007
植物シムになって、食事も睡眠も必要なくなって。
夜は太陽光電灯の下で、何をするともなくじっとしているしかすることがありません。
「でも、こんなにゆっくりした時間は、初めてじゃないかな」
「そうね。でも、私達夫婦、意外と話すことってないものねぇ」
「え……?」
「ああ、そうだ。忘れないうちに渡しておくよ。今日のプレゼント」
「あら、ありがとう。なんだかいつももらってばかりで、悪いわ」
「食料の管理は、君に一任するよ」
プレゼントの中身は、収穫したトマトです。
夜が明けて、またも願いの井戸に願い事。
そして、今日も井戸は火を噴く。
きゅうりとインゲンが実りました!
早速収穫。
収穫作業も、結構骨が折れるんですけどね。
そして。
「あら!?」
里子さんのお腹が大きくなりました。
植物シムにはなったけど、普通の妊娠です。
今度の願い事は、無事に通りました。
貴重な現金収入。
里子さんも庭仕事。
妊婦なんですが、どのパラメータも特別減ることはなく、妊娠前となんら変わらず働くことができます。
これはいいですね。
家の中にも、色々物がそろってきました。
早速買ったラジオで、剛さんが下手くそダンス。
「あははっ! へんてこよー!!」
里子さんも、剛さんの踊りに加わりました。
「踊るのって、結構難しいわね」
里子さんがもうすぐ太りそうだったので、運動をさせました。
すると、合間合間に両手を叩いて腕立て伏せをする離れ業を。
植物シムだからでしょうか。
里子さんのお腹がさらに大きく。
経過は順調です。
「たまには私から……」
「うわー、うれしいな!」
中身はショクブツミン-C。
植物シムを治す薬です。
そのうち使うことにしましょう。
「赤ちゃん楽しみだなー」
「本とね」
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2007
「この手に持ってるもの、なーんだ?」
「え~? なになに?」
「ふ~っ」
「ふがっ!?」
「へっくしょん、ぐずぐずっ」
「あはは! ひっかかった、ひっかかった」
植物シム限定のイタズラ「花粉飛ばし」
お遊びはさておき、さあ、ナスが実りました!
早速収穫作業に入ります。
胡椒も実りました。
なんだか、小さなりんごの実みたいですね。
「採れたて野菜のジュース~♪」
共食いだよな、これはやっぱり。
畑仕事の合間に、水風船投げ。
「手加減しないよ、ハニー」
「望むところよ、ダーリン」
「とりゃ!」
「おっとっと~」
二人とも、お互いに避けました。
「やーいやーい! 悔しかったら当ててみろ~」
「きゃっ! 水が冷たくておいしいっ!」
屋外での水風船投げは、「日光」に加えて「水分」「愛情」すべてのパラメーターが回復するので、便利。
水風船をよけるより、自ら当たりに行くのが植物シムバージョンでしょうか。
ついでに、水をかぶって、夏の日差しで火照った体も冷えてくれます。
畑の作物の元気がなんかないな、と思っていたら、スプリンクラーが故障していました。
夫婦そろって修理です。
技術スキルを少しあげておいたほうがいいな。
そして、真夜中。
「あい、たたたたたたたた!!」
陣痛がやってきました。
「落ち着け~、落ち着け~。って君、何で笑ってるの」
「痛みを通り越して、微笑むしかないのっ!」
「あっ! 出るっ!!」
「生まれたーあ!!」
無事に、普通の男の子を出産しました。
健史(たけし)と命名。
「生まれたっ! 僕達の子供だ!」
どっち向いてるのよ、剛さん。
赤ん坊の割りに、冷めた目をしています。
剛さん似かな?
早速ミルクをあげます。
「子供も生まれたことだし、そろそろ普通のシムに戻ってもいいころかもしれないわね」
「かわいいなぁ。僕も産みの喜びというものを、味わってみたいなぁ」
植物シム、単為生殖ができます。
どう考えても、クローン製造ですが。
ちょっとやってみます?
わさわさわさ
頭から、大量の胞子。
家の中ではやめてほしかった。
そして生まれた植物ベイビー。
すごい吊り上がり眉。
目も細いな。
剛さんのクローンです。
性格も同じなら、スキルレベルも引き継いでいました。星座は違ったけど。
「じゃあ、私は元に戻るわね」
「僕はもう少しこの姿のままでいるよ」
はい、戻りました。
服はそのままですね。
後で着替えておきましょう。
「剛さんの子は、私の子でもあるものね。よしよし」
里子さんも、植物ベイビーをかわいがります。
植物ベイビーは、翠(みどり)と名づけました。
2007
翠君に水分補給。
健史君にも栄養補給。
その後、お日様の下で翠君に高い高いをしたら、吐かれました。
まあ、植物シムが吐くものって、水しかないだろうけどね。
剛さんはせっせと畑仕事。
翠君がその後を追いかけます。
「パパー、遊んでー」
「忙しいから、後でな」
おもちゃだけは、いっぱい買い与えときました。
畑仕事で、子供達をなかなか構ってあげることができません。
危ないなぁ。
危うく翠君の上に、お金が落ちてくるところでした。
「ほーら、高い高い」
奥さん、あなたの子供臭ってますよ。
遊んであげるより、オムツを替えてあげなきゃ。
「そしてくまちゃんは、便器の奥に流れていってしまいました」
「僕んちの便器は大丈夫?」
「はーい。きれいきれい」
夜。
案山子にペンギンが会いに来ました。
秋ペンギン。
「でっかいナマズだなぁ」
サメかと思った。
剛さんの釣りの腕も、ようやく金バッチとなりました。
もう、食べていくのには困りません。
「翠君が大きくなったら、遊んでもらおうね~」
音楽に合わせて、踊りを踊る翠君。
幼児がダンスするところ、はじめて見ました。
2007
さて、今日は健史君の誕生日。
畑仕事の合間のパーティーなので、家族だけで行うことにします。
剛さんは直前まで、おもちゃのスプリンクラーで遊んでたので、水着です。
ろうそくを吹き消して、健史君せいちょ……
成長しませんでした。
里子さんに床に置かれ、直後に緑の煙に包まれる健史君。
「……せめて、ベビーベッドに放置しようよ」
もう一度、誕生ケーキを買いなおしてやり直しです。
「今度こそ、成長してよー!!」
今度こそ、成長!
アロハシャツ!?
なんか……親父臭い……。
まあ、いいか。
そして、剛さんも元に戻ることにしました。
「健史も、幼児になったことだしね」
結局、健史君はこの格好に落ち着きました。
かえるさん衣装です。
……カエルだよね、これ。
植物ベビーといえど、幼児。
やっぱりトイレ遊びが好き。
これだけでも、やめてくれー、な感じですが、彼の場合「水分」ゲージが回復してるのは……。
勘弁してくれー!!
何を吸収しているんだ!!!!!
「久々の食事だな」
「やっぱり、ご飯が食べれなきゃ、楽しくないわ」
元に戻れてよかったね。
でも、畑仕事を続ける以上、また植物シムになる可能性は高いんですよね。
子供もじき自分の部屋が必要になるころなので、資金もだいぶ溜まったところだし、改築。
二階を作りました。
これでまた、赤貧に逆戻り。
畑も、冬に備えて縮小したので、里子さんに暇ができました。
この機会を利用して、健史君に言葉のお稽古です。
ちなみに植物ベビーは、誕生の瞬間から、おしゃべりと二足歩行をマスターしてます。
おまるは、必要ありません。
さて、翠君にもついに成長のときがやってきました!
「僕、ものすごくおっきくなるよ!」
一気に大人へ成長!!
「すごーい!!」
「さすがは僕の息子だ!」
しかし、なんと言うか……。
鼻が高い。
誰だよお前。
ずーっと、剛さんのクローンだと思っていたのですが、どうも微妙に剛さんと異なる部分が。
どうも、剛さん以外の何かが混ざってます。
だめだ。
なんだか、わが子として愛せない……。
幼児から一気に大人になっちゃったせいかしら……。
そうだ。
普通のノーマルシムとしてなら、もしかして、受け入れやすいってこともあるかもしれない。
そう思って、ショクブツミンを飲ませました。
彼の場合は、戻るというより、ノーマルシムへの生まれ変わりですね。
こんなになりました。
やっぱ、目、細いな。
髪形似合ってねぇ。
鏡でイメージチェンジ。
おお、この髪型、結構似合うじゃん。
ミステリアスな雰囲気の不審者に大変身しました。
耳は植物シムの名残でとんがってます。
彼は住み込みの庭師だとでも思うことにして、庭仕事を手伝ってもらおうと思います。
2007
おまるの後処理。
こんな時にそんなかっこいい顔しても、意味ありませんよ、翠さん。
胡椒を収穫。
冬が近づいているので、畑も徐々に縮小。
ようやく暇もできてきて、剛さんは健史君のあんよの稽古。
翠さんは釣り。
彼は生まれたときから、釣りのシルバーバッチを持っていました。
多分、剛さんから受け継いだ能力ですね。
「それにしても、家も大分充実してきたな。初めのころと比べると、見違えるほどだよ」
「そうね。ものすごく貧乏で、物も必要最低限のものしかなかったものね」
すべては、二人の努力の賜物です。
「願いの井戸にも、大分お世話になっているしね」
「本当に、願いの井戸様々だよ」
「翠も、たくさん食べてたくさん働いてもらわなきゃね」
「父さんのお手伝いができるようになって、僕は嬉しいです」
お父さんなんだか、お母さんなんだか。
レモンが実りました!
これで作れるフルーツジュースに、バリエーションが出ます。
ある晩、願いの井戸にコインを投げ込む翠さん。
お金を望むのかと思いきや、望んだのはロマンス。
彼にも、そろそろお嫁さんを見つけてあげないといけないんです。
願いの井戸なら、出会いサービスのおばちゃんに頼むより、安上がりで質のよい相手が見つかるんです。
さーて、どんな女の子が現れるか楽しみ。
どきどき。
どさっと落ちてきたのは、メイドさん!?
名前はアンナさん。
なかなかきれいな人じゃないですか!
早速、ピンクのハートと赤いハートと親友マークが点灯。
めでたい。
ところで、ロマンス願望の「20人の愛人を持つ」って、願いの井戸があると楽勝なんじゃないですか。
まあ、願いの井戸は使用制限回数があるようですが。
「聞いておくれよ、ミスター・レンガ。僕、恋人ができたんだ!」
「そうか。君も喜んでくれるんだね。ありがとう!」
……友達も作ってあげなきゃいけませんね。
畑もだいぶ小さくなりました。
冬もどんどん近づいています。
「そろそろ冬ごもりの準備をしなきゃな。食料は足りてる?」
「大丈夫。今年の冬は、楽に過ごせそうよ」
そして、今日も愛妻にプレゼント。
今年一年で採れた野菜やフルーツです。
食料は足りているどころか、過剰なようで。
里子さん、すっかり太っちゃいました。
ダイエットです。
運動器具を買えるだけの、貯金もありました。
女性の太め体型は、どちらかというと豊満って感じで、それはそれなりにいいんですが。
里子さんは童顔なので、豊満セクシー体型は似合いません。
健史君は、おもちゃより両親が大好きな子。
両親が起きてくれるまで、ベッドの傍でいつまでも待っています。
そんな健史君も、いよいよ成長のとき。
畑仕事の合間なので、パーティーはなしです。
成長!
すごい着ぐるみだな。
これで、両親達の畑仕事のお手伝いができるようになりましたね!
それにしても……。
彼は、常に半眼。
何かを悟っちゃってるような、顔つきです。