The sims2のプレイ日記
2007
昨日のデートの成果。
信明さんが深夜にこっそり持ってきた噴水と、おそらく深夜にこっそり佳織さんに蹴倒されたであろうごみの缶
「もー。やんなっちゃうなぁ。噴水はでかいし、ごみバケツは臭いし」
それもこれも、真美ちゃん自身が呼び起こしたことですが。
昨日のデートは、本当にだめだめでしたね。
さて、真美ちゃん、今日も朝から電話。
「あ、オレストさん? よかったらこれからデート行きません?」
またしてもデートのお誘い。
しかも相手はまた違う男の人です。
「それじゃあ、おじさん。今日も車借りていくわね~」
「はいはい。勝手にしなさい」
そんなわけで、車に乗ってリーバーブロッサム・ヒルズの田舎風パブにやってきました。
パブの後ろには、ちょっとした高台があります。
今日のお相手はこの人。
この前ダウンタウンに行ったとき、偶然出会った人です。
真美ちゃん、いい男が通行人として現れたら、すかさず声をかけるのです。
まずは高台に上ってのんびり景色を楽しみながら、世間話でも。
「私、ブルーウォーター村に住んでるの。でも、ダウンタウンにはよく行くわ」
「僕はダウンタウンの小さな居酒屋で、ときどき頼まれて演奏するから、一度そこに足を運んでご覧。今度そこで会ったら、一杯おごるよ」
あら、雨が降ってきちゃいましたね。
「オレストさん、ミュージシャンなの?」
「いいや、本職は画家だよ」
「へー……」
雨が激しくなってきましたよ。
屋根のあるところに行きません?
そんなわけで、真美ちゃんのダウンタウン行き付けのアイリッシュパブにやってきました。
この間はこの店で身内に会いまくったんですが、今日は大丈夫そう。
「ハーイお客様、いらっしゃいませ。ところで、エアギターってご存知ですか?」
「いや、それより注文を聞いてほしいんだけど」
「私こう見えてもけっこう得意なんですよ。ギュイーンウンウン♪」
「……」
嫌なテンションのウエイトレスです。
はよ、注文聞け。
ようやく注文を聞いてくれました。
真美ちゃんは好物のチリコンカルネ。
オレストさんは……、ベイクドアラスカですか。
甘党なんですね。
さて、これも恒例の儀式。
「それじゃあ、二人の出会いに乾杯!」
「はは、乾杯」
いつもは早食いの真美ちゃん。
やっぱり男の人と一緒だと少しはお行儀に気をつけるのか、オレストさんが食べ終わったのに、真美ちゃんはまだチリコンカルネがいっぱい残っています。
「今日はとても楽しかったです。また電話してもいい?」
「ああ、いいよ。僕はたいてい仕事で家にいるから、真夜中でも構わないよ」
そして別れ際に、淡い恋心をいただきました!
真美ちゃん、これで恋人は三人目です。
そろそろ、いっぱしのロマンス願望らしくなってきましたよ。
レストランを出ると……。
身内は来ていないと思っていたのですが、通行人を装って、ちゃっかり弘美ちゃんが来ていました。
(ママ……)
やはり娘が心配なんでしょうか。
真美ちゃん、しっかり弘美ちゃんにマークされているようです。
でもまあ、今日のデートは前回と比べれば、大成功。
家に帰り着くと、ちょうどオレストさんからのラブレターも届いてました。
「やったー! そのうち、私をモデルにして絵を描いてくれるかも~! ヌードとかだったらどうしよう~、きゃはは」
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2007
「ねぇねぇ、おじさん。私考えたんだけどさぁ。私、もう結構いい年の大人に成長したじゃない?」
「……してたのか? ずっとガキのまんまだと思ってたけど」
「お前、恋もいいけど、ちゃんと仕事もしろよ。まだ無職じゃないか」
「なかなか求人がないんだよ~」
「だからさ、この際、自分で事業を起こそうかと思うわけ。ほら、おじさんはサロン経営してるでしょ?」
「まあな。でもあれは、この町の女性すべてに、綺麗になってもらおうとはじめた商売だよ」
「そう、それ! 私もサロンを開こうと思うんだ。私のは、男性客オンリーのお店で!」
「なるほどなぁ。いいんじゃねぇの」
「で、ものは相談なんだけど、私なんせスタイリングとか初めてでしょ?」
「なるほどな。手伝えってのね。まぁ、いいぞ。俺も本業の外食業界キャリアを引退して、時間はいっぱいあるからな」
「あーよかった。ありがとう、おじさん」
そんなわけで、善は急げです。
真美ちゃん、早速公共区画を購入しました。
約27000$のうち、7000$は樹君から借りましたが。
ここが真美ちゃんの買ったお店。
1x1区画の小さなお店です。
お店の扉は、男性トイレ用のドア。
当然女の人は入れません。
「ひゃー、なんかワクワクするね!」
「まあ、とりあえずはお手並み拝見といきますか」
記念すべき、お客様第一号がやってきました。
こちらの、ちょっとモサい彼。
「はいはいお客様。その野暮ったい髪型から脱却したいんですね」
「え、いや別に……」
「それじゃあメイクですか? 男の方もきちんとメイクされると、見違えますよー」
「はいはいー、ちょちょいのちょい、と」
「げ……」
ある意味、見違えました。あさっての方向に。
「す、すみませーん。今のはちょっとした間違いです。今度は大丈夫です。もちろん、無料でいたしますよ」
「当たり前でしょ」
真美ちゃん、二回目に挑戦。
「あ……」
お客様の頭は、ますます惨劇に。
「すいませーん。ちょっと剃りすぎちゃった」
「ちょっとじゃないでしょ!」
「もう一回……」
真美ちゃん、三度目の正直に挑戦。
「今度は大丈夫です。今度は」
「あんたねぇ、いい加減に……」
「うわちゃ……」
……どこか変わったんですか?
真美ちゃん、あなたは失敗しかできないんですか!
2007
「どうもすいません……」
「そろそろ俺の出番?」
樹君、助け舟です。
「今度こそ大丈夫ですよ」
「……僕はもう誰も信じない」
「できました」
「んん!?」
樹君、さすがに鮮やかです。
「さあ、髪が新しくなったら、今度は服もどうです?」
樹君、すかさずセールス。
その頃、真美ちゃんは。
お店の外で、店に入れなかった女性客とお話してました。
ちゃんと仕事しなさい。
あなたの店でしょ。
とりあえずレジ打ち。
「えーと、これが……えっと何のキーだったっけ……」
「ぎゃふ!?」
レジ打ちもおぼつかない真美ちゃん。
こんなんで本当に大丈夫か。
ちなみに先ほどのお客さんは、こんな感じになりました。
大変身ですね。
次なるお客さんは……。
スキンヘッドに見えますが、どうやら別のサロンで大失敗された結果のようです。
「私に任せてくだされば、ちゃんとなりますよ」
「本当かなー……」
真美ちゃん、その自信はどこから出てきてるのですか?
「あ……」
髪形は治りましたが……。
あわててもう一度。
真美ちゃん、初の成功です!
「ほらね、ちゃんとなったでしょ?」
新しい服も、お買い上げいただきました。
リバーブロッサム・ヒルズの男達が、二人だけかっこよくなりました。
次はこちら。
服を見ているこの方、半ズボンが見るからに哀れです。
髪だけは、よそのサロンでちゃんとしてもらったようです。
問題は服ですね。
こんな感じになりました。
……もうちょっと違う服のほうがよかったかな。
2007
おやまあ、次に入ってきたのは、なんとかなた君ですよ。
「あら、パパ。いらっしゃいー」
樹君のことがありますから、真美ちゃんは内心ハラハラ。
「ど、どうして突然来たりしたの?」
「そりゃ、自分の娘が店を出したら、来るのは当たり前だろう?」
ちなみにこの店、樹君の息子マイル君も地味に来店していたり。
「あぶねぇあぶねぇ」
樹君は一足先に、店の裏口から逃げてました。
とりあえず、かなた君服をお買い上げ。
「私、まだレジ打ち遅いんだ」
「早くうまくなったほうがいいぞ」
って、後ろーー!!
樹君、見つかるってば!!
幾人か接客して、ちょっとばかり客足が途絶えました。
真美ちゃんMP3プレーヤーでちょっぴりリフレッシュ。
「ウィンウィン、ゴーゴー!」
「いよー、のってるねー」
「?」
樹君も、MP3プレーヤーでちょっぴりブレイク。
通行人に、思いっきり反応されてますが。
「ここ、だいじょうぶかな……」
いいカモ……もとい、お客様がご来店。
別のサロンで失敗メイクをされたようです。
「君大丈夫?」
「もちろんです。任せてください!」
まだ二回しか成功したことはないんですが。
まあ、今よりひどくなるってことは、まずないでしょう。
「あ……」
予想に反して、サクッと前よりひどくなっちまったぃ。
真美ちゃん、お約束すぎるよ。
二度目の挑戦で、何とか成功。
「ほらね、素敵でしょ?」
「ついでに服も変えましょう? 服も」
「そうしようかな」
真美ちゃん、接客だけには慣れてきた様子。
さて、尚人君がご来店。
「ここが真美ちゃんの店かぁ」
「あ、尚人君、いらっしゃーい!」
ハグでお出迎え。
真美ちゃんが尚人君にかかりっきりになってしまったので、樹君が仕方なくレジに入ります。
「あいつ、仕事中に気を散らせるなよな……ったく」
真美ちゃん、ちゃんと仕事しましょうね。
「あ、おじさん、ごめんねー」
先ほどのお客さんは、こんなになって帰っていきました。
「来てよかったー!」
さて、次なるお客様は、こちら。
いかつい感じの顔にパンチパーマじゃ、堅気の人には見えませんよ。
ちなみにこっちから見ると、立派な大きいお鼻をしているように見えますが……。
横から見ると……。
鼻めちゃ低い。
とりあえず、とさかをつけてみました。
あとは服ですね。
尚人君がお帰りのようだったので。
「ぜひまた来てね」
「うん。仕事帰りにでも寄ってみるよ」
そして、元パンチパーマの人はこんなになりました。
この調子で、地道なNPC美化作戦を進めていこうと思います。
2007
「さあ、こっちへおいで……!」
突然ですが、吸血鬼に暗示にかけられる真美ちゃん。
実は自宅に帰ったあと、願いの井戸で愛を願ったら、この人が落ちてきてしまったのです。
「こっちに……ふが」
「いや、ちょ……」
真美ちゃん、近すぎるみたいですよ。
がぶっ
「あれっ!?」
「効くーーーーーーっ!!!!」
「私も吸血鬼になっちゃった♪」
せっかくだから、それらしいメイクしてみる?
「これでよし……と。おーすごい! 吸血鬼って、鏡に映らないんだ!!」
新発見です。
「おじさん、見て見て。吸血鬼になっちゃった!」
「こ、こえーよ、お前」
早く治してあげたほうがよさそうですね。
「あ、出会いサービスのおばちゃん? 悪いけど今すぐ家に来てくれねーかな」
樹君、なぜか満面の笑みでおばちゃんを呼ぶ。
でなわけで。
「はい、ヴァンプロシリンD」
「おー、ありがとうありがとう」
「ほれ、これやるから、とっとと治せ」
「えー。一日くらい夜遊びしてみたかったのにー」
一気に飲み干す。
真美ちゃん、瓶まで丸呑みにしちゃいけないよ……。
「んんー? ん、ん、ん?」
はい、治りました。
つかの間の吸血鬼ライフでしたね。
その間、野放しになっていた吸血鬼は、出会いサービスのおばちゃんまでその歯牙にかけようとしていました。
おい、やめろって。
こぉら!!
おばちゃんまで吸血鬼にしてどうすんだ!
「おまえ、もう帰れ」
これ以上被害者を増やされてもたまらないので、吸血鬼には退散していただきました。
「おばちゃん、俺のおごりだから、ヴァンプロシリンD、ぐっと一気にいってくれよ」
「おやまあ、いいの?」
そんなわけで。
「効くーーーーーーーー!!!!!!」
おばちゃんも、正常に戻りました。
よかった。
「もう二度と、井戸から変な奴を召還するなよっと!」
ばふんと、枕のきついお仕置きを入れる樹君でした。